鶴巻文明(鶴巻フミアキ)

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最近の記事

オープンソースAIの重要性と、ユーザーが自分に合ったAIを選べる環境の必要性

OpenAIのミッションは、特定の分野だけでなく、あらゆる知的能力を備えた汎用人工知能(AGI)の構築にあります。MicrosoftはOpenAIに多額の資金を投資し、ChatGPTといったモデルの構築にも同社のAzureが利用されています。つまり、OpenAIとMicrosoftの連合によりAGIが実現した場合、世界がこの2社に支配されてしまう可能性があるのです。 個人的には、AIは特定の企業に独占されるのではなく、オープンソースなどを通じて、誰もが様々なAIを試し、自分

    • 【デリーカレー】と【カシミールカレー】を家で作ってみた

      文京区・湯島に住んでいるとき、よくデリーカレーにてインドカレーを食べた。 げんざい湯島から離れ、同店に行く機会に恵まれなくなってしまったが、偶然にも近くのスーパーでデリーカレーから発売されている「デリーカレー」と「カシミールカレー」の箱入りのレトルトパックを見つけた。 購入して家で作った様子は収録/編集して、ユーチューブにアップロードしている。 残念ながら、お店の味には、まったく、かなわないけれど…

      • 「にしき鯉プロジェクト」が示唆するWeb3の可能性:AIとブロックチェーンによる会計・ガバナンス革新

        新潟県は、地方特有の特徴を持っています。創業100年以上の会社の比率が全国的に高い一方で、起業率は毎年「都道府県の後ろから数えて2番目」という状況が続いています。このように、新潟には新しいことを敬遠する気風があると言えるでしょう。 そんな新潟県で、中越地震後の旧山古志村では、人口減少と高齢化が加速するという逆境に直面しました。しかし、そんな中で「にしき鯉プロジェクト」が立ち上げられました。このプロジェクトでは、山古志の象徴である錦鯉をモチーフにしたNFTが発行され、そこで得

        • 東京都を相手に暇空茜氏が国家賠償請求訴訟で勝訴 - メディアは両者の主張を報道すべき

          東京都を相手に、暇空茜(ひまそらあかね)氏が、国家賠償請求訴訟に勝訴した。 #ちなみに国家賠償請求訴訟という言い方だが、対象は「国家」だけでなく、「地方公共団体」も該当するらしい。要は、公務員が違法の行政行為を行ない、私人に損害をもたらした場合、請求訴訟ができるらしい。 一個人が、国家賠償請求訴訟で勝訴するのは極めて異例らしいのだが、テレビや新聞では報道されない。 喧嘩は両者に言い分があるよね。 東京都にも言い分があるわけだから、少なくとも両者の声を拾って、新聞紙面や

        オープンソースAIの重要性と、ユーザーが自分に合ったAIを選べる環境の必要性

          NHKに問う(齊藤健一郎さんによる質疑)

          齊藤健一郎(NHKから国民を守る党)による参議院総務委員会(2024/3/29)での質疑を編集してYouTubeにアップしてみた。 本委員会ではNHKの予算の可決を決める際の質疑が行われている。 齊藤さんの質問の要点は以下の通り。 ・NHKによる視聴者への徴収料についての疑義 ・徴収量を支払っている人と、支払わない人の不公平感を質す ・会計検査員へのNHKの立入検査の要請

          NHKに問う(齊藤健一郎さんによる質疑)

          ライターですが、ChatGPT4とClaude3を併用している

          ここ10日くらい、ChatGPT4とClaude3を併用しています。 いや、使っているというより、むしろ試している感じかな。 いまのところ、文章に関していうなら、後者のClaude3の方が好印象。 その雑感について、以下のYouTubeにてカンタンに言っています。 とくに編集ライターやコピーライターの方々のご意見を拝聴したい。 Noteでも、YouTubeのコメント欄でも感想の書き込み大歓迎!です。

          ライターですが、ChatGPT4とClaude3を併用している

          コピーライターだけれど、Claude3とChatGPT3を比べてみた

          Claude3がスマートらしい。 ChatGPTと比較してみた。 ぼくはコピーライターなので、 ネーミング、キャッチフレーズ、 そしてキャッチフレーズの企画意図を生させている。 その様子は収録 / 編集してYouTubeにあげています。 10数分の映像時間で、1回限りの試みだけれど、 なにかの参考になれば、うれしい。 とくにコピーライターに。

          コピーライターだけれど、Claude3とChatGPT3を比べてみた

          StableDiffusionに挑戦してみた

          ぼくたちの身近にかつてカンプライターという職業があった。 いまや、知っている人は希少だとおもう。 駅前にポスターが貼ってあるでしょう。 とうじクライアントにプレゼンするさいに、 還付ライターがイメージを伝えるためのイラストをボードに描いていた。 一方、StableDiffusionという拡散モデルがある。 こちらはプロンプト、ネガティブプロンプト、そしてモデルとLoRAを選んび、パラメータを調整してイラストが生成される。 そうおもうと、イラストを描くことは、かつての

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          ネットの情報をたよりに、GoogleColabにてStableDiffusionを試してみた

          コピーライターなのに、げんざいStableDiffusionをやっている。 もっとも、身近にイラストレータがいるので、まったく的はずれとは言えないが。 最初は愛用のM1Macに、GitHubからStableDiffusionのソースコードをダウンロードして挑戦した。しかしメモリーなどスペック不足のため、あえなく撃沈。 そこで今回はGoogleGolabProをつかって、ローカルでなく、クラウドのリソースを借りてやってみた。 で、そのときの様子はYouTubeにまとめて

          ネットの情報をたよりに、GoogleColabにてStableDiffusionを試してみた

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          根性だけでは、介護はできない

          介護について、根性や精神力に過剰に頼るのではなく、新しい技術を取り込む視点もアリ、ということに触れています。どうぞ、ご覧ください。

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          コピーライターがYouTubeを始めた理由

          いままで、いくつもの職種が姿を消していった。コピーライターもその可能性が高い。 その要因として、 1)インターネット 2)生成系AI だと思っていたけれど、いや待てよ、それ以前に「みんな文章を読まなくなったのでは」という思いに至った。 これ、マクロでみるとグーデンベルグの活版印刷以来の、映像で情報を得るパラダイム・シフトがいま起こっているような気がしてきた。

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          ライターだけれど、GPTsを作成してみた

          もう4年前になるのかな。 取材の原稿を書くために、新潟の巻という地区と、東京都内の年間の日照時間を比較する折れ線グラフを作成した。 当時はちょうどpythonを学習していて、いい機会なので、Matplotlibといったライブラリーを使い、オブジェクトを作りながら描いた。 たぶん1週間くらい、かかったんじゃないかなぁ。ぼくはライターでプログラマーではないので、ま、そのくらいはかかるとして、いまなら、ChatGPTでチャットをしながら同じ折れ線グラフを描けてしまう。 ちょっと大げさに言ってしまえば、ことばでエンジニアリングができてしまうわけ。 ほんじつのYouTubeでは、せっかくなのでGPTsをテーマに(さいしょに当該プロンプトを書いておき)取材当時と同様のグラフを描いてみた。

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          分からないことを聞くことについて

          「野菜は八百屋に聞く」とか「魚は魚屋さんにたずねる」ばあいとちがい、 世の中は複雑で抽象的になっているため、ともすると、ぼくたちは、しらずしらず「野菜について魚屋さんに聞く」ようなことをやっていたりする。 その対象について、ほんとうに知りたいなら、やはり、分かる人に聞かなければならない。たとえ先生でもサポートセンターでも、そのポジションにいても、意外に十分に知識を持っていない人は多い。 分かるひとに出会うまで、時間、手間、お金をかけるべきだ。

          分からないことを聞くことについて

          コポーライターがChatGPTと付き合った感想〜

          OpenAIと付き合いはじめて1年半は経った。 とうじはPlayGroundのフォームにプロンプトを書くか、 あるいはPythonでAPIを叩いていた。 ChatGPTが一般的に話題になったのは、 やはりLineのように、チャットでGPTとやり取りできるからだと思う。 ぼくはコピーライターだ。 たとえばGPT4にネーミングあるいはキャッチコピーを生成させて、 その説明を書かせる。 すると、第1文、第2文、それから第3文に(ことばは違っても) 同じ内容が含まれることが多

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          GPTsに「ネーミング」の生成GPTをアップ

          OpenAIのGPTsに、じぶんでつくったGPTをアップしてみました。 「キャッチコピーとネーミングを生成するための」GPTとなります。 コピーライターでありながら、じぶんのやってきた仕事がGPTで生成されるわけですから、複雑な心境でありますが…

          GPTsに「ネーミング」の生成GPTをアップ

          OpenAIのGPTsを読んでみた

          AI好きの間ではOpenAIからリリースされたGPTsで盛り上がっている。 コピーライターとしてLLMとどう付き合っていくのか(じぶんで言うのも何だけれど)日々、健闘している。 オッケー、じゃ、GPTsとはなんだろう? OpenAIの当該ウェッブサイトを、じぶんなりのメモを交えながら要約していこうと思う。 気になるところ、間違っているところは遠慮なく指摘してください。 GPTsはボードゲームのルールの学びや、子どもたちの数学の学習のサポートなど、特定の目的に

          OpenAIのGPTsを読んでみた