旧世代からみた、これからの広告環境

広告について、先輩から教わった定説は、こうである。

広告主が、広告や販売促進を打つ。

それに触れた人がどう見たか、ましてや、どう関係して購入したのか、追うことはできない。

これを受けて、私見では、母数を増やす、つまりできるだけ多くの人に目に触れさせることがキモとなる。

そして、そうするには(当時は)何千万人の視聴者がいるテレビ、数百万の購読者のいる新聞に広告を載せることは有用っぽい。パフレットも発行部数を増やした方がよい。

しかし現状の所与は、気がついたら、パッと変わっているみたい。

たとえばAmazonは、ユーザーの購買までの角度の高いデータを収集し、有益な特徴量を見いだしている。グーグルは検索やYouTube等をつうじて、Facebookは同プラットフォームやInstagram等により、同様の好環境を得ている。

こう書いてみると、既存の広告が相対化されたりもする。

言ってしまえば、既存の広告は、マスに当てずうぽうに投網を投げていたんだね。

それに対し、現状あるいは、これからの所与は収集したデータを、データサイエンスあるいは機械学習(AI)を使い、広告的な展開をしていくという、ま、そんな印象。

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