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短歌アパート『 うただ荘 』

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短歌に親しまれる方のためのバーチャル居住空間(マガジン)です。 記事を格納なさりたい方はここへどうぞ。
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2022年10月の記事一覧

街路樹の呼吸運動

起き抜けの眼(まなこ)を擦る愛らしき木々 陽の居る方にフフと微笑む Lovely trees rubbing…

秋日和
こたつ布団が喜んで
共に干される縁側昼寝

fujiko
1年前
6

爪切りの音も大きく飛び散って
あの柔き指の面影はなく

短歌をつくる

帰りたくないから光る看板をさかさまに読む中学生(かえりたくないからひかるかんばんをさかさ…

短歌一首『星型』

星型の目にくり抜いた南瓜の空は星型つねにきらきら (ほしがたの めにくりぬいた なんきんの…

つる
1年前
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不思議だな断捨離してもモノ増える

みゆです。 タイトル、断捨離の川柳にしてみましたよ。 とてもお天気が良く、暖かな今日は日…

【短歌】 冷えるねと 枯れた体を抱き寄せる 心は今も無花果の赤

短歌「ヨガ」木花薫2022.10.30.
「腰伸ばし背筋伸ばして息吸って心のゴミを吐き出すヨガで」
背骨を伸ばしておけば健康でいられるように思い始めています。そのくらい背骨を伸ばすと気持ちがいいんです。しかしヨガは体だけではありません。心もキレイになるように思えるんです。

徒然なるままに 古語など

徒然なるままに ひねもす うたや文を よみかくよふなくらし したきものです 日のあたたかさを…

短歌、和歌に接する話(第3回)

毎度お世話になっております。 うただ荘管理人、つる です。^^ さて、勝手にコーナー化して…

つる
1年前
20

短歌一首『も一つ頂戴』

かなしみをも一つ頂戴ポケットにしまったときの秋風が好き (かなしみを もひとつちょうだい …

つる
1年前
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短歌をつくる

白線は家路を辿るパン屑だよ グレーテルか幼子が歩く (はくせんはいえじをたどるぱんくずだよ…

短歌一首『朝はまだ』

朝はまだ詩など成らずに此の星の東の空ゆ色を得てゆく (あさはまだ しなどならずに このほし…

つる
1年前
22

短歌をつくる

君の踏む 音が僕からの 愛の言葉だ 積もる枯葉よ(きみのふむおとがぼくからのあいのことばだ つもるかれはよ) 枯れ葉を踏みしめるとガサっと音が鳴ります。それが自分に向けてのメッセージにも聴こえてきました。 どうせなら愛の言葉を囁いてほしいものです。