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釣り初めと赤味噌チリペースト

釣妻食堂

一昨日のこと。
親友から夫に釣りへのお誘いがありました。
私も一緒に行くかと誘われたのですが悩むところでした。

1月2日から超絶ぎっくり腰になってしまった私はいまだに完全回復できておらず。
ぎっくり腰から１週間経った頃に一度痛みが引いてきたので、歩く練習がてら外出してみたのですが、その晩からまた酷い痛みに襲われてしまい再び寝たきりに逆戻り。そこで反省して、また更に１週間おとなしくしていました。

今回の釣り場は湖。
そして

  • ちゃんと屋根のある清潔に寝転べる場所が確保できる

  • 歩きっぱなしではない、でも散歩もできる

  • おトイレもちゃんとある

  • プライベートな空間を確保できる

  • 親友の大きな車がある

  • 今回私は釣りはできないけれど、他のことがのんびりできる

  • 医療用コルセットを購入し使用している

ということで、同行を決断しました。

2重のしっかりベルトで着物の帯みたい。そしてちょっとカッコイイ…（笑）
これを装着すると、びっくりするほど痛みなしに歩くことができます。
中世ヨーロッパのファッションコルセットみたいです。

結果、一日中微風が吹き、暑くなく、ほぼ他の釣り人がいなくて広々とプライベート。私はのんびりと本を読んだり、昼寝をしたり、他にもやりたいことをちょこちょことやり、気持ちよく過ごすことができました。

到着後すぐにティラピア！31cmありました
なんでしょう、本日は！釣れる、釣れる！
夫の親友は更に大きいティラピアを４匹も釣っていました。すごーい！
夕陽が眩しい。
帰宅してすぐに料理するため、この場で鱗取り、内臓の取り出しなどの下処理をして
少し水気をとるために日に当てて乾燥。その後ジップロックで密封します。
下処理をした内臓は湖の淵に戻し、この湖に住む貝や蟹、小魚のいいえさになるそうです。

赤味噌チリぺースト

まずは大きなティラピアと針を飲み込んでしまった小さなティラピアのみ
軽く粉をふって、油で揚げました。

帰宅後すぐに釣ってきた魚を水道水で洗い、捌き、調理しました。
定番の魚の揚げ物で、いつもならわさび醤油でいただくのですが、
今回はちょっと特別なペーストをつけてみました。

赤味噌チリペーストです。

これが大ヒット！

どんな感じの味かと申しますと、味噌田楽の味噌ダレに唐辛子を混ぜたものです。揚げたてのさっくりフワッとした魚に、甘くてピリッとした濃厚なペーストが合うのでびっくり嬉しかったです。

今回は新年のレシピプレゼントです。
簡単なので、よかったらお試しください。

作り方（調理時間5分以内）

材料：

  • 味噌（赤味噌でも合わせ味噌でもご自宅にあるもので）ー　大さじ２

  • 黒糖　ー　大さじ１〜２　（お持ちのお味噌の甘さで加減してください）

  • お酒　ー　少々→とろみづけのため

  • 唐辛子　ー　2本〜お好みの辛さ分だけ

作り方：

  1. 　小さな石臼かすり鉢で生の唐辛子をすり潰す

  2. 　電子レンジを使用する場合は、他の材料を１と一緒に器に入れて満遍なく混ぜ合わせ、加熱する

  3. 小鍋や小さなフライパンを使う場合は、材料を全て入れて、火をかけながら混ぜる。プツプツジリジリと沸騰したら出来上がり

パッキングしてタイ人の友人にもお裾分け

甘みのお砂糖、辛味の唐辛子は、お好みのいい塩梅に調節して仕上げてくださいね。

ワサビがパッと一瞬の強烈な辛さに対し、この赤味噌チリペーストはじわっとコクのある甘辛です。個人的には赤味噌チリペーストは多少辛めに、そして味噌田楽の味噌ダレより水分少なめの”ペースト”状に作り、ワサビのようにちょっとだけつけて魚の味を壊さない程度にするのが美味しいと思いました。（※揚げ魚のサクッとフワッと感を損なわないため）
イカリングフライにも合うんじゃないかなぁと思います。

このチリペースト（ナムプリック）は、北タイの一番南端にある街のマーケットで買ったチリペースト”ナムプリックデーン”が、赤味噌の味そっくりで美味しかったので、自分で実際に味噌を使って再現してみました。”ナムプリックデーン”には味噌が入っていないのに、味噌の味になるのは未だに不思議です。（注：北タイにあるナムプリックターデンとは違うものです）

ナム＝水
プリック＝唐辛子
デーン＝赤

直訳すると赤い流動状の唐辛子です。ナムプリックは、各家庭、各お店でお好みの味バランスに仕上げるもので、お店だとメインの料理がその付け合わせのナムプリック味で決まり、「ここのナムプリックが美味しいんだよね〜！」と人気のお店になったりします。それほど重要で、それぞれの”秘伝の味”なのです。

これが我が家の揚げ魚に合うナムプリックデーンです。

釣り好きの方、揚げ魚が好きな方、ちょっと冒険して簡単なタイの味付けで魚を食べてみたい方へおすすめです。

こちらの一品は、冷えっ冷えのタイのパッションフルーツビールと一緒にいただきました。もう発売当時からパッションフルーツビールの虜の私。爽やかで、ほのかに甘く苦いこのビールは、特に揚げ物と絶妙に合います。

検索してみたら、どうやら日本でも購入できるみたいですよ！一度「パッションフルーツビール」で検索してみてください。

そしてタイに来たら是非こちらを飲んでみてください。コンビニで購入できます。お酒がほぼ飲めない私に好評のビールです（笑）ドイツのラドラーに似ている、そしてそこにトロピカルなフルーツ風味が効いているのでもっと美味しい。アルコール度数4％です。

CHEERS Selection Siam Weigen Sweet Passion Fruit Beer

2023年釣り初め最高でした。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

参考品：

＜Amazonのアソシエイトとして、［釣妻食堂］は適格販売により収入を得ています。＞

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