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ほろ苦さお好きですか?ちょっとだけ手間をかけた大人の味チャーハン

先日、夫が袋いっぱいのイタリアンパセリを買って帰ってきた。ひと束でもたくさんなのに、それを3束も!帰りしなに路上でイタリアンパセリを販売しているおばあちゃんに出会い、最後の残り3束を売り切ったら家に帰るそうだったので、夫がまとめて購入したのだ。
このおばあちゃんは自宅で水耕栽培でイタリアンパセリを生産し、大口のオーダーがあったので、それを届けた帰りに余った分を販売していたのだ。
しかもひと束5バーツで!!いくらなんでもこれは破格すぎるお値段だ。

とっても新鮮でいい香りの綺麗なイタリアンパセリ

イタリアンパセリ

イタリアンパセリは、よく付け合わせになるパセリより苦味が少なく、それよりも葉っぱが広いので”野菜感覚”で生のままでも火を通しても美味しく食べることができる。これが魚料理にとても合うのだ。

そして、以前投稿した縁の下の力持ちのパクチーと同じく、食べるところがたくさんあり的確な下処理をして冷蔵庫で長持ちする食材。

ただ、イタリアンパセリの根っこは髭のようにモシャモシャしているだけなので、我が家ではイタリアンパセリの根っこはさようならする。

まずよく濯ぎ、葉っぱの部分を丁寧にとり、保存用の器に入れる。
飾りにしたり、サラダに、炒め物に使える。
茎はみじん切りにしてタッパーに入れ、冷凍保存する。
3束のイタリアンパセリは、その日のうちに処理して冷蔵庫で新鮮なまま保存できる。

我が家の大人味チャーハン

以前、知り合いからたっぷりと干し鱈をいただいたことがあり、当時乾燥した魚の扱いに慣れていなかった私がいろいろと食べ方を試した結果、大ヒットメニューが生まれた。今では、このメニューを作るために乾燥した魚(干し鱈のような状態の他の魚もOK。とにかく干されて硬〜くなった状態の魚)を買うくらいだ。

それが、干し鱈とイタリアンパセリのチャーハン

塩っけのある味が凝縮された食感のいい魚とほろ苦さのあるイタリアンパセリをたっぷりと使用するので、”おつまみ”ではないがお酒に合うチャーハンだ。

普通のチャーハンよりほんのちょっとだけ下準備に手間をかけることで、その美味しさが溢れ出す一品。それでも全く難しいことではない。

干し鱈とイタリアンパセリのチャーハン

<材料/三人分だけど二人で食べちゃう>
・干し鱈 (お好きなだけ適量)
・ケール(チンゲンサイでもOK) (お好きなだけ適量)
・イタリアンパセリの葉と茎(たっぷり適量)
・卵 (2個)
・ニンニク (4カケラ)
・玉ねぎ (半分)
・冷やご飯(お茶碗2)
・塩 (ひとつまみ)
・醤油 (大さじ2~3)
・油 (大さじ2~3)

<作り方>

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