全部大好き、 その理由

先日の記事、

実はこれには続きがあります

続きだったかその前に起きたことだったか、もう記憶が曖昧なので、書いておくことにしました

その日だったか、

私：「うーちゃん、そろそろお片付けしよっかー」

娘：（無視）

私：「....。うーちゃん！お片付け」

娘：（さらに無視）

お片付けには波があります。
時々ビッグウェーブが来て超テキパキお片付けモードが来る時と、聞こえないフリを決め込む気分屋モードの日と、我が家は気まぐれに変わるので、あまりにも散らかり放題を決め込まれる日が続くと、「もう！お片付けして！！」と怒ってしまう時も...

そんな折、娘が寝る前のゴロゴロタイムに聞いてきた

娘：「うーちゃん、カカいっぱい好き」

私：「ありがとう」

娘：「うーちゃんね、カカいっぱい好き。...でも、ちょっとキライ」

私：「そうなの、どうして？」

娘：「カカ怒ったり、大きい声出すから、ちょっとキライ。もっと小さい声で言ってほしい」

私：「そっか、わかった。ごめんね、気を付けるね」

娘：「うん」

娘：「カカ、うーちゃんのこと、スキ？」

私：「うん、好きだよ」

娘：「ちょっとキライ？」

私：「ちょとキライじゃないよ。うーちゃんのこと好きだよ」

娘：「（！）うーちゃんお片付けしなかったり、シートベルトしない時もあるよ」

車に乗った時シートベルトを面倒で嫌がって、いつまで経っても出発できなくてあれやこれやしてたことが何回かあったので、多分そのことだろう

私：「お片付けしないのは困るけど、お片付けしないからってキライにならないよ。それは、『お片付けしないこと』が困るだけで、うーちゃんは好きだから大丈夫だよ。お片付けしても、しなくても、うーちゃんが好きだからね。」

娘：「（！！）」

ちょっとして、

娘：「うーちゃん、カカいっぱい好き。...ちょっとキライじゃないよ。『ちょっとキライ』はやめたからね。カカいっぱい好き！」

私：「ありがとう。カカも、うーちゃんのこといっぱい好きだよ」

娘が自分のことを「ちょっとキライ？」と尋ねてきた時、自分のことは「いっぱい好き」でいてもらえるけれど、怒られたり都合の悪いことだったり、そんなところは嫌われると思ったのかな、と感じたので、例えばいい子の部分は好きでわるい子の部分はキライ、そんな風に思われると思ったのかな、と。

あ、ここは大事なところだ、と思いました。

お片付けしないのは困るけれど、「お片付けしないこと」が困るわけで、本人を好きなことには変わらない。お片付けしないと嫌われると思ったら、それは自分が愛されることに条件が必要だと誤解されないように、いい子でいないと好きになってもらえないと思われないようにしないと、と思いました

いい子でもわるい子でも、変わらず愛している
そこに条件はいらない。そのままで大丈夫

いい子とわる子って、その人にとって都合の“良い子”、都合の“悪い子”でしかないのだから

声に出して言っていないその前の（自分にとって都合の）いい（都合の）わるい、この（）の中のことは大事なのに、あえて言わない意地悪なトリックが世に中には存在する。ある人にとっては（都合の）いい子で、別の人にとっては（都合の）わるい子であるなら、その都合の良い・悪いはその「こと」によって変わる、その子自身のこととは違う話。そこをしっかり理解してほしいと思いました

サンタさんの「良い子にしてるとプレゼントをもらえる」も、私はそうだと感じているので、「良い子にしてるとプレゼントをもらえる」＝「良い子にしていないとプレゼントをもらえない」。これは脅しじゃないかw

だからもし、今後サンタさんの話が出てきたら、世間一般とは違う捉え方でちゃんと教えたいと思っています

サンタさんはそんなにケチじゃないよとww

サンタさんは実際にいる。遠くの寒い国に住んでいて、会いに行くこともできる。けれど、クリスマスの日に世界中の子どもたちにプレゼントを配ることはできないから、クリスマスにプレゼントをもらえるのは、お父さんやお母さんが置いているんだよ。でも自分たちからあげたって言うよりサンタさんがくれたって言ったほうが嬉しいかな？と思って「サンタさんが来たよ」って言うのかもね。だからお友達が「サンタさんからもらった」って言っても「それは違う」って言っちゃダメだよ。がっかりするといけないから。
あとは、自分たちからはもうプレゼントを送ったから、来年2つちょうだいって言われないように、「サンタさんからだよ」って言っているのかもしれない。サンタさんはみんなにプレゼントを送っているわけじゃないよ。サンタさんの格好をした人が配っているんだよ。と、そんな現実感のあることをちゃんと説明したいと思っています

それは神様にも言えることかな
神様も、お賽銭をたくさん入れる人のお願いしか聞かないなんて、そんなケチじゃないと思うからw（神様って、そんなに心狭くないでしょう？）

お賽銭を入れなくてもお花をお供えして手を合わせる子どもたちを可愛いと思わないはずないじゃない、と、個人的には思います（私が神様だったらとっても嬉しい）

そもそもお金を渡して願いが叶うなら、世の中はもと違う形になっているでしょうよ。神様がお金で動くんかいっw そんなわけないでしょっ 低レベルすぎてむしろ失礼ww
神様って物質世界に生きていないと思うから、お金って、いる？？

お金よりその人の内側（見えないところ）を見ていると思う

サンタさんにしても、神様にしても、「見えなくても、誰も気づいていないと思っていても、頑張っているところをちゃんと見てくれていると思うよ」とは言おうかな、と思っています

まだ先の話になりそうですが、娘とそんな話ができるのが楽しみです