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ユーザー調査ってやってる?

偉い人ほどよく言う、数字は見ているのか?
間違ってはいないと思うが、数字だけではわからないものも多い。

例えば、Webサービスの操作画面(コンソール的なもの)などは、どこでユーザが戸惑っているのか?、そもそも探したい操作ボタンが見つからない!
という状況は、数字だけでは理由までは分からない。

しかも、作り手側は、何度もその画面を見て悩みながら真剣にUIを決めているので、既に試行錯誤の中で思い込みが入ってしまい、そもそも論のところで気がつかないという状況がよくある。
第三者視点で見た問題点、UIの使いやすさは、ユーザテストで発見できることも多い。

ユーザテストといっても、おおげさなものではなく、モックを作って、近くの関係ないチームの社員に試しに使ってもらうだけでもいい。

よくやるのは、被験者を集め、実際に触ってもらい、操作画面、操作している人の動画を撮影し、どこでどのように迷ったり、操作する人の視線がどこを見ているのか?などを分析して、改善点を探す方法だ。

例えば、ECサイトで、ユーザ登録から、洗剤を買ってもらうところまでのシナリオを用意し、実際に操作して目標が達成できるかの一連の動作を録画する。
操作の終了後、どのようなところで迷ったり悩んだりしたのか?をヒアリングして、より深い情報を得る。

極端な例を言うと、用意したボタンが、ユーザにはすぐに押せるボタンだと認識してもらえずに、数分悩んでやっとそのボタンを発見する。のような例もあった。デザインに凝りすぎたのか、そもそもどこが押せるのかが分かりにくいとか、作り手側とギャップも多いし、ユーザ側のリテラシーにも左右される。

UI/UXのプロってすごいな。と改めて思う。






個人として価値を認めてもらえるデジタルマーケターを目指してます。 プライベートでは、将来の田舎暮らしに向けて準備中。まずは雑木林を開拓しようと悪戦苦闘してます。 万が一サポートしてもらえたら、草刈りや木の伐採などの開拓ツールの購入に使わせて頂きます!