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子宮筋腫と出会うまで。

 私は今、女性の多くの方が経験される、という「子宮筋腫」になりました。
 それを気づくまで、気づいてからの体験を書き綴ろうと思います。
 子宮筋腫について検索しても、詳しい体験談をあまり見かけることが少なかったので、もし今、悩んでいる方が居たら参考になるかも…と思ったのと、私の闘病記録を残したいと思ったのです。
 ちなみに私は医療従事者ではないので、専門的な知識は持ち合わせていません。これから綴る記事に対しては、一個人の体験記として捉えてくださいますようご了承ください。

 まず、私は一般的な会社員です。健康診断は年に1度受けていました。
 2015年までは普段と変わらず、なにごともなく健康診断の判定が出ていました。幼少期から身体が丈夫な方ではなかったものの、大きな病気をすることもなくアラサーになりました。

 2016年、健康診断のヘモグロビン値が11.6でした。
 女性の正常値が「11.5~16」という値(健康診断書に記載数値)から見ても、ギリギリの「A」判定(セーフ)だった事が分かります。
ですが、その時の私は少しも気にも留めることがありませんでした。
 今思えばこの年あたりから、通常よりも経血量が多くなってきていましたが、元々生理痛も10代の頃から重い方だったので「年齢のせいかな?」程度の認識でした。

 この頃に一度、職場で業務に就く前に、痛みで立てなくなった事がありました。あまりの激痛に冷汗が出て、一歩も立ち上がることができませんでした。その時はなんとか家族に迎えに来てもらい、市販の鎮痛剤でしのぎました。
 この時点で婦人科へ行っておくべきでした。
 なかなか行けなかったのは、20代に行った婦人科で良い思い出がなかったのと、医療費が高額なイメージがあったからです。

 今、通っているところは産婦人科・婦人科共に診てくれるところです。
 医師は中年の男性の方です。
 どうしても異性の方に診察されることを敬遠する方もいらっしゃると思いますが、私は婦人科を4件周った上で(何故こんなにも件数を行くことになったのかは徐々に明らかになります)一番丁寧に診察し、内容をしっかりとおだやかにお話ししてくださった所にしました。

 私は地方住まいなので、総合病院が少なく、個人でやっている産婦人科・婦人科が多いのですが、そのような方は、地元の方の評判を聞くことが大事です。
 どの病院もそうかも知れませんが、これはとても大事なことです。「どういう処置をしてもらったか」「その後の経過はどうだったか」を聞いた方が良いです。人気のあって、混んでるところが一番良いわけではないのを今回痛感しました…。

次回に続きます。

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