連れ去られ夫

親権問題について海外の論文を紹介していきます。

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記事一覧

【論文紹介】実子誘拐犯の特徴、連れ去りにあった子の長期予後について

はじめに また論文紹介になります。前半では実子誘拐犯の特徴を、後半では連れ去りにあった子の長期予後を検討しているものを紹介します。 紹介する論文は米国で2001年にJ…

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【論文紹介】カナダでのPA(片親疎外)の扱い、司法の現状について。

はじめに片親疎外は共同親権の国でも世界中で問題になっている現象です。 今回紹介するのは2023年にカナダでJennifer Harmanらによって発表された「虐待とPAに関する16年間…

連れ去られ夫
6か月前
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【論文紹介】実子誘拐犯の特徴、連れ去りにあった子の長期予後について

【論文紹介】実子誘拐犯の特徴、連れ去りにあった子の長期予後について

はじめに

また論文紹介になります。前半では実子誘拐犯の特徴を、後半では連れ去りにあった子の長期予後を検討しているものを紹介します。
紹介する論文は米国で2001年にJR Johnstonらによって発表された「Early Identification of Risk Factors for Parental Abduction」という論文になります。直訳すると「実子誘拐の危険因子の早期発見」という

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【論文紹介】カナダでのPA(片親疎外)の扱い、司法の現状について。

【論文紹介】カナダでのPA(片親疎外)の扱い、司法の現状について。

はじめに片親疎外は共同親権の国でも世界中で問題になっている現象です。
今回紹介するのは2023年にカナダでJennifer Harmanらによって発表された「虐待とPAに関する16年間の司法判断におけるジェンダーと子の監護の結果」というタイトルの論文になります。非常に興味深い内容なのでぜひ原文も一度読んでみてください。このノートではこちらの論文のまとめと個人的な感想を加えてみていきます。
長々と本

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