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私は自分が出来損ないだと思ってしまうし、ずっと思っている


中学まではできる方だった

中学まではオールマイティーになんでもできる子、と、言われていたし自分も思っていた。笑
もちろん、そこそこ努力していたと思う。今でも覚えているのは、部活で部長をしてて、めちゃくちゃ部活頑張っていて(吹奏楽部)。部活後からの日課が
18:00 部活終了
18:30 部活話し合い終了
19:00 帰宅 
20:30 ご飯、お風呂等終わらせる
22:00 くらいまでその日の授業の復習
受験前はこれに、朝5時から6時半まで勉強していた
勉強が好きだったんだと思う。笑
覚える量も少ないし、やった感じが積み重なるし。
第一志望の高校に合格。よかったーってなった。笑
大手の塾には通っていなかったし、なんとなくその点では不安だったけどよかった。

高校で数学はめちゃくちゃできたけど、英語が壊滅的だった

数学は中学の時から好きだったし、高校に入ってからも演習問題を解きまくったりしていたので、得意になっていった。家での学習はほぼほぼ数学だった気がする。笑
でも、予習をしていかなきゃいけなかったので(予習前提の授業)、他の教科も最低限はやったけれど。。それでも英語が、よくわからなかった。好きだったから、質問とかにいったり、補修に呼ばれればすぐに行くし、夏休みの講習はぜったい英語をとっていたし。それでも、できなかった。
英語を使う今になって思う原因は、①完全に単なる暗記と思っていた。 ②触れ合う時間が短かった。だと思う。単なる暗記と思いすぎて、文ごと暗記しようとしたり、単語だけをたくさん覚えようとしたり。単語ひとつずつを訳す訳し方も良くなかった。
英語ができないと受験が弱い。
第一志望には入れなかった。
私は勉強ができないんだ。と思うきっかけになってしまった。

大学では常に1番を目指しすぎた

第一志望に入れなかったが、将来の夢は研究者だった。
あまりに勉強できないから、無理かなぁと思ったこともあったけど、この大学から研究者になった人がいるって話を聞いて、私もなってやる!と決意した。
めっちゃ勉強した笑
毎日、その日の授業のノートの再まとめと演習問題があるときはそれをやった。
土日は間に合わなかったぶんのノートまとめと、そのタームのテストの過去問をすでに集めていて、その答えを作ることで学ぶ。
わからないことはすぐに質問に行く。
そうしつつ、タンパク質結晶化のラボで実験をさせてもらっていた。
先輩たちがすごく優しくて、実験も勉強も、ラボでの遊びも教えてくれた。
1番にならなきゃ。の重圧は凄かったけど、楽しかった。楽しかったけど、人生で一番辛かったかもくらい辛かった笑

私は、勉強ができないから、人一倍やらなきゃ。
という思いがこの頃からある。

ラボに入ったばかりの時はとにかく何もわからないので、勉強頑張った

とにかく、どんどんわからない単語が出てくる。
だから、調べる。何を調べたらいいのかもわからなかったりした。
研究なんてしたことないから、、、。
論文読むのも時間がかかる…。。
でもとにかくやることでしか解決できなくて、、。
やっぱり、私は人一倍やらなきゃ!と思っていた。
しかも、ほぼほぼ英語でやる世界。英語が壊滅的だった私には、その点でも辛かった…。
日本語でもわからない会話が英語でされている世界で、、
一つでも知識を持ち帰ろう!と、何でもかんでもメモして、後で調べた。
ちょっとずつ知識をためた。
プレゼンの作り方も、たくさん注意されて学んだ。
英語の文章も、作ったり会話したりするようになって初めてわかってきた。

段々と慣れてきた頃にまた自分のできない加減を実感する

だんだん研究に慣れてきて、楽しくなってきたけど、ちょっとしたところで、私はできないんだって思うこともある。
英語は、会話とかできるようになってきた頃、やっぱりいろいろできないな。わからないなと思うことが増えた。
やっぱり、文法が全然わかっていないからだ。ということで、高校の時の単語帳や例文帳を使って一からやり直した。5周くらいした。
私は、みんなが時間をかけていないところで時間をかけなきゃいけないんだ。と思い直して勉強した。
奨学金類もことごとく、落ちた。
最初の頃は、奨学金系もたくさん出したけど全然受からない。
私は文章を書くのがとても下手なんだ。と思った。
結構落ち込んだ。
でも、結局書き続けるしかない。ただ書き続けても意味ないので、きちんと論旨を確認して、先生や先輩に直してもらったり、話を聞いてもらったりした。
読み手に読んでもらえるように、を心がけ、簡潔に読みやすく。
など、訓練した。

上には上がいるから、結局できない自分を実感する

奨学金や競争的資金を取れるようになってきたり、論文を自分で粗方書けるようになったり、外部の人と話し合いをしていても意見が言えるくらいの知識や考える力がつき、自信もついてきた。
そのちょっと前から、アメリカで研究したいという思いは強くなっていた。
奨学金に応募したが、1年目は海外留学のものはことごとく落ちた。
3年目、ようやく奨学金が取れた!1つ取れた。けど、もうひとつは落ちた。
私より半年早く、私が留学するラボに来た日本人の人、2年前からいる人、みんなすごい数の奨学金をとっている。
やはり私はできないんだ。
と感じた。できたと思うと上がいる。

できたと思うと上がいる、それに落ち込むのは自分の性格のせいなのか

できたと思うと、さらに上がいることを知って、自分はできないんだと落ち込む。

わたしって、このループじゃない?
と気づいたのが最近。

上の人を見つけては、自分ができないと思ってしまう。
自分ができないと思いすぎてしまうのは自分のせいなのではないか?
とは言ってもすぐにはその考えが変えられず。。。

でも、気づいたのはいいことだったのでは?と最近思っている。
遅咲きでもいいし、私は学ぶのに時間がかかる方なんだと理解した。
そう思って、ほどよく、仲良く、自分と付き合っていけたらなぁと。
程よくがんばろう。


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