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裏社会系ASD精神科医👩⚕️「路上で奇行したらいいじゃないですか😊」
私が通院しているメンタルクリニックの瞳先生(仮名)はとても個性的な精神科医である。
裏社会系の経歴を持っているし、先生自身も発達特性を持っている。
一度お会いしたら忘れることのないインパクトがある。
〜ある日の診察〜
多動「路上での奇行が止められないんです。歩きながら政治家の演説の真似をしたり、お寺の掲示板に貼られている有難いお言葉を音読したり、野良猫と交信してみたり、公園で奇行種のような動きをしてみたり…。そのため近所で有名人になってしまいました😢 このままだと近場で職を探せません😣」
瞳先生「奇行、続けたらいいじゃないですか😊」
多動「!!??」
瞳先生「奇行をしているからと採用を見送るような職場は多動さんには合っていません。仮に奇行を隠して就職できたとしても苦しくなるだけです。私だって路上で奇行しますよ☺️ ストレッチしてみたり、音楽に激しく乗ってみたり。組織で働けない人間だからここで働いているんです☺️」
「あらゆるものには『存在欲求』と『承認欲求』があります。多動さんの奇行にだって存在欲求と承認欲求があるんです。多動さん自身が『奇行をしたい』という欲求の存在を認めて承認してあげてください」
「確かに一般の人は路上で奇行はしません。でも多動さんはやっている。つまり多動さんは柔軟さを持っているということです」
「大事なのは在るがままに従うことです。もし奇行を抑えたら今度は自殺未遂といった形で爆発する可能性ありますよ。」
多動「確かに、奇行を抑えていた10代のときは自傷行為という形で衝動性が内に向かっていました。19歳で風俗で働くようになったのを機に自傷をやめたとき奇行が増えました」
「ちなみこの奇行をする習性っていうのは発達特性と関連していますか? それともただの性癖みたいなものですかね?」
瞳先生「どうでしょうね、まあ一般の人は奇行しないから発達特性と関係しているんじゃないですかね😊」
〜終〜
実は私、この診察で初めて路上で奇行をしていることを他人に打ち明けました。
伝えるとき、とてもソワソワしました。
いくら瞳先生が個性的な人でもさすがに引かれるんじゃないか、反応に困らせるんじゃないかって。
でも引かれてもいいから、誰かに話して肩の荷を下ろしたくて、奇行の原因に医学的な説明をしてほしくて、勇気を出して話しました。
医学的な説明はよく分からなかったですが、話して楽になれたので頑張って話してよかったです😭
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