落下するエレベーターで生き残るたった1つの方法

小さな｢鉄の箱｣に閉じ込められたまま、高いところから落下したら怖いですよね。

エレベーターのケーブルが突然切れてしまった時、あなたはどんな行動をとりますか？

もしもの時のために...

本日は、科学者や技術者がオススメする、落下するエレベーター内で

｢すべき行動｣

｢決して、してはならない行動｣

をご紹介します。

①ジャンプ

エレベーターが地上に激突する間際にジャンプをすれば、その衝撃を和らげることができるという有名な話がありますが...

これは少々無理があります。

第一に飛ぶべきタイミングを知ることは困難です。

鉄を通して外を見ることはできません。

第二に、仮に飛ぶことができたとします。落ちている最中ではほぼ不可能なのですが...

それによって和らげることのできる落下スピードは、せいぜい3km/時

これではあなたの命を救うことは不可能です。

むしろ、天井で頭を打って大怪我をする恐れがあります。

そんな危険を犯してまでジャンプをするメリットは、ほとんどありません。

②直立

直立の状態で運を天に任せるというのも、あまりいい考えではありません。

そんなことをしても、いいことはありません。

地上に激突する瞬間に脚にかかる重さは、あなたの体重の...

約10倍！！

そんな状態を生き延びれる人は、ほとんど居ないでしょう。

③床に寝そべる

床に仰向けに寝ることが...

あなたの生存のチャンスを最も大きくしてくれます。

この姿勢は、落下の衝撃を身体全体に分散させることができます。(小さな骨などは折れるかも知れません。)落ち始めた高さにもよりますけど...

しかし、それによってより深刻な大怪我を避けることができるかも知れません。

④おまけ

この状況下で、冷静に物事を考えることは難しいかもしれませんが、

頭を手で守ることも覚えておいて下さい。

エレベーターは着地したとき、大きく破壊されます。

なので破片から頭部を守ることで命が助かるかもしれません。

⑤まとめ

自動車事故と同じくらいの、94km/時の衝撃は深刻な｢脳震盪(のうしんとう)｣を引き起こす恐れがあります。

それからもう1つ、

落下時のエレベーターの中は、一種の...

｢無重力状態｣になります。

なので、自分の身体がフワフワ浮いてしまわないように、しっかり何かに捕まって下さい。

確かにこの方法は完璧ではありません。

総合的にみると、これが...

｢唯一の生存法｣

だという意見が専門家の間では一致しています。

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