<防災対策>「リペアキット」で、ランニング用スポーツウェアを改造する(汗を透過するレインコートの代わり。冬しか使えない)

現在、自分は、「より実戦的な防災リュック」に中身を入れ替えている最中なのですが、今のところ、まだ未解決の問題が、「レインコート」をどうしようか?という問題が残っていた。
「レインコート」は、100円均一の物でも、小スペースで軽くて問題無いのだが、「ただのビニールなので、何か、熱中症になりそうな気がする」ので、楽天とか、実際の店舗で、「レインコート」売り場を見ていると、

高級レインコートに、「透湿レインコート」というのがあって、「汗は透過するが、暴風雨が吹き付けても、水は透過しない」という特殊素材のレインコートが売っていたのだが、「7000円」位するので、高すぎて買えない。
この「透湿素材」というやつが、面白い素材のようで、「キャンプのテント生地」とか用に開発された特殊素材で、
・実験で、大量の暴風雨状態の水を吹き付けても、水が中に浸入しない実験をクリアーしている。
・汗や水蒸気だけ、透過する。

という実際の実験映像が店舗で流れていて、不思議な事に、本当に、「大量の暴風雨状態の水を吹き付けても、水が中に浸入しない」物凄い性能を持っている。
「キャンプのテント」メーカーの生地開発の「耐水」性能は、かなり特殊なようで、

<「耐水」性能、「防水」性能の違い>
・<耐水>暴風雨状態の水を吹き付けても、水が中に浸入しない。
のと、
・<防水>スマートフォンを水中に落としても、浸水しない。
という「耐水」、「防水」という性能は、だいぶ違うらしい。

(「レインコート」で必要な能力)

「レインコート」で必要な能力は、
・暴風雨状態の水を吹き付けても、水が中に浸入しない。
・熱中症対策で、「汗、水蒸気」はきちんと透過する。

という能力のようで、高級レインコートは、そういう性能を兼ね備えているようです。

それで、店舗で、その「透湿レインコート」という高級レインコート生地を見ていた所、「ああ、雨天対応のランニング用スポーツウェアに似ているな」と感じたので、たしか、家にも、2つ位、「雨天対応のランニング用スポーツウェア」があったので、それを確認してみる事にした。
基本的に、自分は、「フード」部分は邪魔なので、取り外して使っているのだが、考え直して、値段的にも、これが、「透湿レインコート」という「汗は透過するが、雨は透過しない衣服」なんだなと理解して、これを、「防災用レインコート」にしようと思った。
難点は、「スポーツウェアなので、かなりかさばる事で、防災リュックのスペースの大半をしめてしまう」事です。

一方で、「防災バッグ」を作っている人の多くの失敗は、
・夏用グッズ
・冬用グッズ
を何も考えていない事
です。

最近のニュースで、次のようなやつがあった。

(登山で、低体温症で、全く身動きが取れなくなる人が多発)
https://news.ntv.co.jp/category/society/68cb5aaa4b054772a7f911e78415463d

この原因は、
・山は気候が変わりやすく、当然の雨で、体がびしょびしょになり、急激に体温が奪われやすい。
・山の夜は、極端に寒くなる。
という感じで、さらに、
・「低体温症で、全く身動きが取れなくなる」ので、「大丈夫」と思っていたのに、「そもそも歩けない」
という事で、そのまま死亡するケースが多い
ようです。

能登半島大地震の時も、元旦に大地震が発生した事もあって、冬場の大地震避難で、「低体温症」になってしまった人達が多かったようです。
要するに、
・「防災バッグ」で、「レインコート」が必要な理由は、登山と同様に、「当然の雨で、体がびしょびしょになり、急激に体温が奪われやすい」というのが、停電や家の倒壊などで、「暖を取れない」ので、そのまま、とても簡単に死亡してしまう。

「レインコート」ではなくて、「低体温症」だと、自分が持っているような、「雨天対応のランニング用スポーツウェア」というのが、本来は、「アスリートが筋肉を冷やさないで、ウォーミングアップできる」という製品なのですが、「体の保温」目的だと、かなり優秀なようで、自分は、これのメンテをして使う事にした。

(「リペアキット」で、ランニング用スポーツウェアを改造する)

自分の2つあった、「雨天対応のランニング用スポーツウェア」なのですが、「フード」部分を見ると、1つは、上のように、紐の部分に、プラスチックのパーツが付いていて、しっかりとした作りになっていたのに、もう1つの方は、「紐をただ結んだだけ」で処理されていた。
「透湿レインコート」という高級レインコートが、「7000円」位もする高級品なので、自分の手持ちの「雨天対応のランニング用スポーツウェア」は大事な物なんだと考え直して、この「紐用のプラスチックのパーツ」は、100円均一(セリア)の「ハンドメイド」グッズ売り場とか、「リペアキット」とか「メンテキット」売り場で見た事があるなと思ったので、それを買ってきて、取り付ける事にした。

(取り付け方)
(1つは、「紐用のプラスチックのパーツ」が付いておらず、ただ紐を結んであるだけの製品だった)

(1) 「紐」はほどくと、どんどんほつれていってしまうのと、このままだと、「紐用のプラスチックのパーツ」の穴に入れられないので、「セロテープで、紐を細く束ねて、穴に通しやすくした」

(2) 「紐用のプラスチックのパーツ」は、2種類買ってきたが、「細い紐用」のやつが、穴に入らなかったので、大きい方を使った。
(3) 「紐用のプラスチックのパーツ」のボタンを押すと、紐を穴にスライドできるようになるので、そのまま穴に通して、最後は、「紐」がほつれないように、再び、紐を縛って完成。


これは、「ただの紐」なので、結ぶか、「熱収縮チューブ」という「リペアキット」を買ってくると、「ドライヤーの熱の風で、収縮するチューブ」があるので、それをやると、市販品のような最初の写真の製品のようになる
「熱収縮チューブ」は、ホームセンター、秋葉原のパーツ屋の電線売り場、稀に、100円均一で売っている。

「パラコード」という、キャンプ用のテント用とかで使う、熱で溶けるナイロンの紐の場合には、「ライターであぶって、熱で溶かして、ペンチとかでギューっとやると、綺麗にまとまるそうですが、火が導火線のようにならないように、加減をしてあぶった上で、火を消す水も準備しておいた方がいい」
キャンプをよくする人達は、「ロープを切る」とか、いろいろな場面で、「ハサミを利用せずに、ライターで切る」人達も多いようですが、慣れていない人達は火事に注意。

今回、自分の場合には、手持ちの衣装箱の見直しで、「雨天対応のランニング用スポーツウェア」を見つけたので、「透湿レインコート」という「7000円」位もする高級レインコートを買わずに、「熱中症になりづらいレインコートの代わりになりそうなスポーツウェア」を見つける事ができた。
難点は、「防災リュック」に入れるのに、かなりかさばる事ですが、「そもそも、防災リュックに常に入れておく必要も無い」ので、「冬場用の避難所グッズ」として付け足す感じにした。
ただ、これは、「冬用スポーツウェア」なので、「夏場のレインコート」としては使えないので、夏場に使うと熱中症にかえってなってしまうので、やはり、ただのレインコートも、1つは、防災リュックに入れておいた方が良さそうです。
今回の「雨天対応のランニング用スポーツウェア」は、登山などで、「低体温症」にならないような衣装としては最適な感じです。

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