お茶でお米を炊くとおいしい!(おにぎりアレンジ編)
桜が咲き始め、花粉症の薬を飲みながらでも外に出たくなるシーズンになりました!ランチを外で食べたり、外でご飯を食べたりしながら、ささやかでもお花見をしたいですよね。
そこで今回は、お弁当やおにぎりなど行楽シーズンには欠かせないお米を、お茶で炊きます。
よほど個性的なフレーバーティーなどでなければ、茶葉の種類も選びません。今回はよりズボラに、ティーバッグを入れるだけの方法もご紹介します。
お茶ご飯に合わせたいおにぎりの具の簡単レシピも載せています。ぜひ気になる項目からご覧ください!
①水の代わりにお茶で炊く
この炊き方の場合は、先にお茶を淹れて用意しておきましょう。無洗米か玄米かなど、お米によってお茶の量は違いますが、お米一合あたり180~300mlほどのお茶を用意します!
目安として、下の写真のようなティーボトル一本弱が無洗米一合分でした。
あとは通常通り、炊飯器の釜の線までお茶を注ぎましょう。お好みで塩を小さじ1/2程度加えると、味が引き立って満足感が高まります。
まずは手軽にお茶ご飯を試してみたいという方は、ペットボトルのお茶でも作れますよ!
お茶で炊くメリットは、お米全体に味が行き渡ることです。茶色いお茶を使うと、炊き込みご飯のようにお米に色がついてちょっと贅沢な気分に。
緑茶など色が控えめなお茶を使うときも、普段よりも待ち時間を長くするなどして濃いめに抽出してみてください。お茶単体で飲むと気になる苦味や渋みも、お茶ご飯にしてしまうと気にならなくなります。
特に緑茶は茶葉が柔らかいので、ティーボトルや急須に残った茶殻もご飯に混ぜ込むのもおすすめです!
②ティーバッグや茶葉をそのまま入れる
お米に合わせて既定の量の水を入れたあと、ティーバッグのタグなどを外してそのまま入れてしまう方法です。TSUNAGUTOのお茶は紐やタグがついていないのでそのまま入れられますね。目安は1合につきティーバッグ1〜2個(茶葉2、3g以上)です。
塩を加えたほうが味がしっかりするので、茶葉と一緒に塩(小さじ1/2程度)を入れるのもおすすめです!(塩なしだと優しい味になります。)
茶葉をまるごと入れているので、炊き立てはお茶のいい匂いがします!
炊き上がりを見てみると、ティーバッグが合った部分だけお茶の色が濃くなっていますね。
特に底のほうはお焦げのようなこんがりした色に!全体にお茶の味が行き渡るよう、よく混ぜてくださいね。
緑茶など茶葉が柔らかいものや、最初から茶葉が細かいものは、炊き上がった後の茶殻も食べられます。そのため、ティーバッグではない茶葉をお持ちの場合は、茶葉をそのまま入れてしまってもいいですね。
↑炊き上がった後にティーバッグから茶葉を取り出して混ぜ込んでみました!写真のように三熟番茶は茶葉が細かいのでそのままでも大丈夫です!茎が入っているお茶など、硬い部分は取り除いて食べてくださいね。
ちなみに、茶葉を混ぜ込んだご飯は、レンジで再加熱したときに再びお茶の香りがします。冷やご飯もおいしく食べられるひと工夫ですね!ちょっと茶葉も炊き込んでおこうかなという気になります笑
お茶ご飯に合うおにぎりの具は?
梅干し、おかか、鮭、昆布、高菜など、普通のおにぎりに入れる具であれば、お茶ご飯にも合います。お茶ご飯といってもお茶の主張は強くないので、お茶ご飯に合わない具を探すほうが難しいです...!
そこで、お茶の香ばしさを活かせる具や、春らしい食材を使った簡単な具をいくつかご紹介します。
・菜の花のソテー(写真左):カットした菜の花をフライパンで炒めるか、レンジでチンするだけ。菜の花のほろ苦さは、渋めのお茶で炊いたご飯にも合います。
・梅干しクリームチーズ(写真中央):種を取った梅干しとクリームチーズを混ぜるだけ。ただ酸っぱいだけでなくマイルドさと濃厚さが加わります。
・醤油カラメリゼナッツ(写真右):フライパンでナッツを炒り、醤油と砂糖を足してまとわせます。おにぎり自体を焼かなくても焼きおにぎりのような香りに。
・焦がしネギ味噌(下の写真右):刻んだネギと味噌を混ぜてご飯に塗ってオーブンで焼くだけ。オーブンを使うのが面倒な場合は、レンジでチンするだけでもネギに火が通って甘くなります!
・桜の塩漬けと青じそ(写真左):大きいスーパーで見かける桜の塩漬けを洗ってご飯に乗せるだけ!青じそでご飯を挟むとさらにさっぱりします。
特に桜の塩漬けは、炊き上がったお茶ご飯に直接混ぜ込んでも美味しいです。よく塩を洗い流してからお茶に浮かべて、桜茶にしても。
その他、定番の具やお気に入りの具を合わせてみてくださいね!
お花見にはやはりお茶!
おかずを選ばないお茶ご飯は、ご飯のお供を変えて季節問わず楽しめます。炊き立てや温めた直後が一番お茶の香りがするので、おにぎりだけでなく、おうちで食べるのにもぴったりです!
そしてお花見の時に忘れてはいけないのは、お茶そのもの!
外でも暖かいお茶が飲める、お茶専用ボトルやスープジャーレシピはこちらの記事でご紹介しています。
上でご紹介した桜の塩漬けも持って行くと、お花見気分が倍増するはず。お気に入りのお茶を持って、お花見を楽しんでください!
W:矢島愛子
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?