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今だから飲みたいノンアル!お茶モクテルのレシピ3選(入門編)

皆さんはノンアルコールドリンクを飲むことはありますか?
今年発売したノンアルコールのレモンサワーは、発売2ヶ月でなんと1000万本以上も売れているようですね。お昼でも飲めて、酔わずにリフレッシュできるといった理由から、おうち時間や在宅勤務の増加とともに人気が上がっています。

特に最近は、一部の県で飲食店での酒類の提供ができなくなり、それをきっかけにノンアルメニューを開発するお店もありました。お店独自のアレンジが加わり、こだわりの強いおいしそうなものも。

これまでノンアルといえば、飲み会でお酒が苦手な人が「私は烏龍茶で...」と消極的に飲むイメージがありました。しかしおいしいノンアルが増えている今、お酒が飲める人も飲めない人も「私は烏龍茶で!!!」と積極的に飲んでもいいのではないでしょうか?

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そこで今回は、カクテルの日(5月13日)にちなんで、お茶を使ったノンアルコールカクテル(=モクテル)を考えていきます。もちろん、各レシピをアルコール入りにすることも可能です!

お茶もお酒も両方好きな方も、お茶は好きだけどお酒はちょっと...という方も、ぜひ積極的にお茶モクテルを楽しんでくださいね!


お茶モクテルとは?

カクテルはミクスト・ドリンク(Mixed Drink)のことで、お酒と何か別の材料を混ぜたものです。つまりノンアルコールカクテルは、ノンアルコールドリンクと別の材料を混ぜたもの。お茶に何かを混ぜたノンアルドリンクであれば、お茶モクテルと呼べそうですね。

今回は入門編ということで、既存のカクテルやモクテルのレシピにお茶を入れるアプローチを取ります。

【お茶×フルーツ】和烏龍茶のサンセットビーチ

フルーツジュースと混ぜると簡単ですが、果実を使うとよりフレッシュなカクテルになります。缶詰の桃を冷やし、ミキサーやハンドブレンダーで缶詰のシロップごとすり下ろし、和烏龍茶を混ぜます。割合は、桃のすり下ろしが烏龍茶より少し多いぐらいが目安です。

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もちろん、缶詰ではないフレッシュな桃や、市販のピーチネクターを使ってもOKです!
フレッシュな桃を使う場合は、砂糖などを加えて甘味を調整してくださいね。

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↑このモクテルは冷えているほうが美味しいのですが、氷を入れると濃厚さが薄まってしまいます。水出しのお茶を使うか、桃を凍らせてから使うのがおすすめです!(下の写真は半解凍した桃の缶詰)

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すり下ろした桃はネクターのような味と食感になっているため、ネクターと烏龍茶を混ぜたカクテル「サンセットビーチ」のような味になります。グラスの底に赤いシロップ(下の写真の、いちごを砂糖で軽く煮たもの)を沈めると見た目もサンセットビーチに。シロップの量が多いのはご愛嬌です...笑

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市販のピーチリキュールも加えると、定番カクテルのピーチウーロンの味に。でもこちらは桃のペーストが入っている分、より濃厚です!

【お茶×フルーツ×ハーブ】煎茶モヒート

たっぷりのミントとライムを加えて潰しながら飲むモヒートを、茶葉で作ってみました。文字通り、ミントの代わりに茶葉をまるごと使います!

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作り方(一杯分)
特選釜炒り煎茶:ティーバッグ1個(3g)
お湯:50ml
砂糖(きび砂糖など):大さじ1
無糖の炭酸水:200mlほど
ライムのスライス:3〜4枚
氷:適量
ミント:お好みで

ティーバッグから出した特選釜炒り煎茶にお湯をかけ、茶葉が開くのを待ちます。砂糖はもこの時に加えましょう。後で氷を加えるので、お茶が冷めるまで茶葉を入れたまま待ち、濃いめに抽出します(急須の蓋などはせずに、すぐ冷めるようにします)。

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茶葉ごとグラスに移し、氷やライムを足し、炭酸水を注ぎます。余ったライムの果汁を絞ってもいいですね。混ぜるとお茶の苦味と旨味が交互に味わえ、煎茶だからこそ美味しいモクテルに。

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「茶葉→氷」の順でグラスに入れると、飲むときに茶葉があまり出てこないので飲みやすいです。(もちろん茶葉は食べてしまっても大丈夫です!)
ホワイトラムを足すと、「煎茶モヒート」になりますよ!

【お茶×フルーツ×塩】煎茶ソルティードッグ

絞ったグレープフルーツの果汁と水出しの特選釜炒り煎茶和紅茶和烏龍茶でもOK)を1対1で混ぜただけでもさっぱりして飲みやすいモクテルに。

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加えて、ソルティドッグのように、飲み口に塩をつけてみました!
フルーツの果汁などでグラスの口を濡らして、お皿に出した塩に当てて塩をつけます。

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塩分と水分が補給でき、夏場にゴクゴク飲みたくなる味に...!
これからの季節、氷もぜひ入れたいですね。

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写真は"和製グレープフルーツ"とも呼ばれる宇和ゴールドという柑橘を使っています。市販のグレープフルーツジュースを使っても簡単ですね。

こちらはウォッカを足すと「お茶入りソルティドッグ」になります!
お茶のカフェインやタンニンが二日酔いやむくみの予防、解消にも繋がります。

ノンアルとしてのお茶

作るのが難しそうなノンアルカクテルですが、ソフトドリンクに他の食材を「ちょい足し」すると考えると挑戦しやすかったです!

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プロの料理人やバーテンダーが作るモクテルは、ハーブの香りをドリンクに移したりと複雑な工程を挟むそうです。そうした手法を取り入れることで、お茶モクテルもまだまだ進化していきそうですね。

↓お茶に香りを移す一例として、炙りハーブティーやハーブリキュール入りのお茶などもご紹介しています。合わせてご覧ください!

そのまま飲んでも美味しいお茶に、いかにぴったりの具材を合わせて付加価値をつけるのか。注目が高まっている「ノンアルとしてのお茶」の奥深い世界に、是非おうちでも触れてみてはいかがでしょうか?

W:矢島愛子


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