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神戸市埋蔵文化財センター開館30年記念 秋季企画展「『福原京』の考古学」の開催

8月30日

「会派 つなぐ」t

平安時代末期の治承4年(1180)、神戸にひらかれた「福原京(和田京)」は、半年で都がえりしたこともあり、地上にはその痕跡がほとんど残されていません。そのため、幻の都とも言われるほどに実態が不明で、『方丈記』や『平家物語』などからその姿を想像するしかありませんでした。この都の姿が考古学的にはじめて確認されたのが昭和57年(1982)に神戸大学医学部付属病院構内で行われた楠・荒田町遺跡の発掘調査でした。その後、昭和61年(1986)には雪御所遺跡、平成5年(1993)には祇園遺跡の発掘調査が 始まり、「福原京」、そしてその前後の歴史が少しずつ明らかになってきています。

平成3年(1991)に開館した神戸市埋蔵文化財センターには、発掘調査で 見つかった「福原京」関連の考古資料・データが保管・蓄積され、当センターはその解明とともに歩んできたとも言えます。平清盛没後840年にあたる本年、「福原京」にかかわる調査成果について紹介する企画展を当センター開館30年記念として開催いたします。
(文化スポーツ局文化財課)

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詳しくは☟
https://www.city.kobe.lg.jp/a21651/289628705131.html


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