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行政書士、インターネット営業を語る【🔰からの脱却編】

こんにちは、行政書士の阪本です。

寒い日が続きますが、「2月、最も寒い説」には完全に同意です。
ちなみに先月は「1月、最も寒い説」を推し、来月には「3月、実は最も寒い説」を支持する予定です。

(つかみはOK)

さて、表題のとおり、今回は不定期に連載している「行政書士によるインターネット営業のリアル」の第4回目です。導入の時期から過去3回にわたりお届けして参りましたが、前回の投稿が約1年前ですので、その後がどうなったかは皆さまも気になっていることでしょう。

気になっていることでしょう。

気になっ

気に、、、

なっているかどうかはさて置いて、自社サイトの運用も本格化して久しいので、いま一度自分でも振り返ってみて自己満足に浸りたいと思います。

これ、無料ですよ?(アピール)

インターネット営業履歴

自社サイトの初投稿が2020年の8月13日となっていますので、逆算すると7月下旬頃に新生サイトが爆誕したことになります。

ちなみに何故「新生」なのかと言うと、実は開業時点でとある会社とサイト制作の契約を交わしていたものの、あまりにも縛りが強く、自由度があるようでまったくなかったので、公開前に契約を解除したという黒歴史があるからです。

ちなみに60万円、自らカモネギになった形です。その名残りはデザインしてもらった当事務所のロゴマークのみ。つまり、ロゴマーク作成に60万円を投じたことになります。漢だね!(トホホ)

この苦い経験から、自社サイトはなるべく自分で作成するか、外注するにしても「箱」と「デザイン」くらいにとどめるようにお薦めしております。

なお、現在運用しているサイトは同業同期の先生に構築していただいたものです。

第1回投稿

その後サイト内で記事の投稿が活発化しはじめるのは2020年の10月頃になります。
開業1周年を迎える頃で、ちょうどバイトを辞めて専業化した時期と重なっています。
そしてこの時期に初めて投稿したインターネット営業に関する記事がこちらになります。

いや、初老の割に初々しい。そして何よりも、抑えることのできない背伸び感が、中年の哀愁をひときわ引き立たせてくれています。

これは「SNSあるある」ですが、過去の投稿を読み返してみると、「キミ、何言うとんねん」的なこっ恥ずかしい思いをすることが多々あります。人は、他人には「変わらないこと」を求める割に、自分自身は案外あっさりと考え方を変えていたりするものです。そしてそれを自分では気づかない。

この投稿にしても、何年後かには「キミ、何言うとんねん」と自ら振り返って酒の肴にしているかもしれませんね。

とにもかくにも、まだこの時点では何らの成果は上げておらず、「中の人」的には、平静を装いつつ、内情は焦りと時間的余裕だけがMAXだったことが、うすぼんやりと透けてみえるような気がします。ちなみにこの時期は、Twitterでの投稿が最も活発だったような気がします。

あんた、背中が透けてるぜ?

第2回投稿

さて、それから約1か月後、2020年11月26日付の投稿がこちらです。

この記事内でも「まだ成果を上げていない」と吐露しているとおり、インターネット経由では、業務の受注どころか、問い合わせすらただの1件も無い時期だったと振り返ります。

なお、この頃は、たまに入る紹介案件と、今から思えば謎でしかない「バーに行ったら仕事が増える」という珍妙な営業スタイルで食いつないでいたように記憶しています。

一方で、この時期は投稿する記事が軒並み検索の上位に並ぶようになった時期でもあり、それが楽しくて、嬉しくて、誰かに褒めてもらいたくて、記事内でもそのことについて明らさまにドヤッている様子がうかがえます。

ですが、私はこれも重要な動機づけのひとつであるものと捉えています。
目標には、短期目標と長期目標とを設定することがマネジメントの基本ですから、たとえ長期的な目標(安定的売上)が達成できていなかったとしても、短期(問い合わせの増加)、極短期(検索順位の向上)と目標を設定し、小さな達成感を積み重ねていくことこそが、持続の土台であると確信しています。

あ、ちなみにコレ、ケアマネジャーの研修でよくやるやつです。つまり、受け売りです。

承認欲求については、ことさら悪しざまに言われることもありますが、そもそも万人が有する機能ですから、上手く利用することでモチベーションの維持向上にはとんでもない力を発揮します。(介護支援では基本的なケア技術です。)
まぁあまりにも前面に押し出し過ぎると敬遠されてしまいますので、そこは節度を守るようにしましょう。

私の場合、そもそも自分の文章がサイト上に蓄積されるだけでも、ある程度の達成感を得ることができるので、割と安上がりの仕様になっています。

まとめると、持続化に向けて大切なことは、短期設定した目標を可視化して、小さな達成感を積み重ねていくことです。(キメ顔)

第3回投稿

お次は少し間が空いて、2021年2月27日の投稿です。サイトを運営しはじめてからだと約5か月が経過しています。

この記事を読み返してみると、インターネット営業がようやく回り始め、イキイキとしている様子がうかがえます。イキイキというか、イキってるような気もしますが。

ただ、この時期からインターネット経由での受注が増えてきたものの、実は「中の人」的には色々と迷走していた時期でもあります。

検索順位の上下やSNSでの意見に翻弄され、順位が下がるたびに記事を分けたり統合したり、投稿ページを固定ページに変えてみたり、またその逆をしてみたり、削除してみたり、、、
それまで1つだけで運用していた自社サイトを、サブドメインを利用することによって4つの専門サイトに分割したのもこの少し前でした。
これは、この時期にグーグルの検索順位を大きく落としたことが直接のきっかけですが、とにかく「数字」と「他者の意見」に流されて、焦っていたように思います。

私がインターネット営業に進出する際、サイト製作者の先生や、友人の社労士さん、税理士さんにはたくさんアドバイスをいただきました。
いずれも的確な助言で、後の運用にもしっかりと生かされ続けています。

一方で、SNS上で発信されている情報は、雑多、かつ発信者の主観に基づいた意見が多く、上手く距離感を図らないと、ついつい流されがちになってしまいます。

「有名な○○先生がこうしてる」だとか、「主流はこう」だとか、まるでSNSの多数意見(世間的には少数意見説)や有名人(??)の意見こそが正解であるかのような世界観に少し疲弊しはじめたこともあり、SNSとは少し距離を置くようになりました。

こうして開き直れたことで、逆に積極的に発信することができるようになりました。SEO的にタブー視されていることや、「主流」とされていることの逆も、色々試してみるようになりました。

、、、なんて言えば、尖っていてカッコイイのですが、実際はただ単に「分析」と「効率」を捨てただけです。そしてたどり着いた先が、「とにかく記事の数撃ち」という方針です。

私のインターネット戦略

「専門特化」が主流とされる中で、私が用いた戦略はまったく真逆の方法でした。ジャンルをほぼ絞ることなく逆に広げ、「許認可」に関する記事を投稿し続けました。

ある時は嵐の日、またある時はうだるような灼熱の日、暑かろうが寒かろうがお構いなく、来る日も来る日もスマホをポチポチし続けました。

暑さ寒さ関係ないけど。

まぁそんなこんなで運用していると、想定外の面白い結果が得られるようになりました。
ある程度投稿内容にまとまりがなければグーグルからは評価されないという話しでしたが、そんなことはなく、検索順位は上位を維持し続けてくれました。
また、「分析」は捨てたはずなのに、自社サイト内において、閲覧されるジャンルを確認することでその時々の「流行」や「傾向」の「分析」が自然にできるようになりました。

たとえばまん防前には○○○○の問い合わせが急増しましたが、現在は△△△△の許可が増えています。(無料では言わない)

あえてヒントを言えば、私のサイト記事を世間の傾向とリンクさせていることが多いので、そこから推測することができるような気がします。(戦略的誘導)

確かに弊サイトは「○○業許可」に特化している専門サイトではありませんが、メジャーマイナーお構いなく「許認可」に関する情報を発信し続けたおかげで、「許認可自体に特化したサイト」としてグーグルから認識されるようになったのではないかとポジティブに分析しています。

なお、最近アクセスの少ないサイトのひとつを休止し、記事を本サイトに移行しました。
記事内容に変更はありませんが、本サイトに移行した日から、検索で、ある程度の順位をキープしてくれるようになりました。
したがって、分析や記事内容を充実させることも大切ですが、サイトそのものの「信用性」を向上させることが最も重要なのではないかと思います。

いや、何様やねん!(世間の声)

まとめ

最後になりますが、弊サイトを掲載する以下のサイトを紹介させていただきます。
弊所とは特に提携関係にはありませんが、せっかく「7選」として紹介してくれていることですし、こちらからもご紹介させていただきます。

https://siteflow.jp/blog/046/

さて、本音を言えば、この記事は「布石」です。
最近は記事作成のライティング業務を基幹に据えたいと模索しております。
本記事で弊所にご興味を持っていただけた方、記事執筆や原稿作成のご依頼、いつでもお待ちしております。ご相談もどうぞお気軽に。

なお、このnoteも、次からは、次こそは、次だからこそ、有料にしたいと考えている次第であります。

目指せ、不労所得。

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