見出し画像

僕はどんな小さな団体も置き去りにしたくない。【 #ファンドレイジング 】

こんにちは。

私は、現在株式会社STYZが運営するSyncableという寄付決済サービスのファンドレイザーとして働いている繋 奏太郎(つなぎ そうたろう)と申します。

先日、コロナ禍における寄付の正と負の側面と、今後の寄付の可能性についてを書かせていただきました。

今日は、ちょっとした僕のポリシー的な部分をお伝えできればと思います。

寄付のπをこのまま食いつぶし合っていくのか?

去年からマンスリーサポーター(継続寄付者)獲得の伴走支援をはじめて、1000人以上の寄付者獲得への伴走をしてきました。

そんな中でいろんな団体から聞いたのは、

どうやって寄付集めていったらいいのかわからないんですよね。
時間もないし、なかなか声かけても集まらないし。

どんなにいろいろなメディアがファンドレイジングの手法を取り上げていたとしても、なかなか導入できなかったり体制的なものも含めて簡単なことはないです。 

かつ、そこまで全体を網羅してくれているものが体系化されていないので、もちろん大変。。。😭

一方で、とてもうまくファンドレイジングを行っている団体もあります。

この現状が広がると、どうなるか。

寄付が集まるところはどんどん集まるが、
集まらないところにはとことん集まらない

このような課題が表出してきます。

寄付も資本主義の渦に飲まれてしまっているのです。

そして、一部の寄付をしたことのある人たちのπを食いつぶしていってしまうことになり、寄付のπが永遠に大きくなることはありません。

(例外的に今回のコロナでの寄付の大幅な増加は一過性だと考えています)

小さな団体だとしても寄付を集めることのできるシステムを目指す

マンスリーサポーター獲得を1年間やってきて思うことは、伴走はあくまで団体にとって、学びと次のファンドレイジング施策を考えていくためのきっかけです。

その後、団体が自走していけるように、そのために伝えることができることは、惜しまず全部伝え、渡す。

最近になり、ようやくマンスリーファンディングが終わったあとのアフターフォローとして、その後のファンドレイジングについても一緒に考える時間とアドバイスをさせていただけるようになりました。

もちろん、伴走で1団体ずつファンドレイジングさせていただけるのはとても意義あることだし、自分にとっても心温まる瞬間が五万とあります。

でも、それでは大きなうねりをつくることができません。

だからこそ、システムをつくることを通して、小さな団体でも寄付をあつめていくことができるようにしていきたいんです。

バースデードネーション、マンスリーファンディング、クラウドファンディング、そしてこれから出していく新しい寄付のπを拡大させていくためにできることを着実に進めていきます。

来週には、一つお伝えできることがあるので、またそのときに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?