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ついに、お披露目会を開催しました!!

みなさん、こんにちは。

つながるサウナ3.0プロジェクト、ついに完成お披露目会を開催することができました!今回は、お披露目会の様子をサウナ初心者のメンバーがレポートします。「サウナのことをよく知らない奴が、サウナをつくって、大自然の中で移動式サウナに入ってととのっちゃったぞ~」という激レアさんチックなナレーションを想像しながら、しばしお付き合いください。

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1週間前には天気予報が雷雨だったのに、曇り時々晴れに変えてしまいました。もってます、つながるサウナメンバー!

「つながるサウナ3.0」のプロジェクトには、アイデアが生まれた時から参加していたので、ようやく完成したサウナに命が吹き込まれるこの日は、少し緊張気味に、お披露目会の会場である名張市の赤目四十八滝キャンプ場へ向かいました。キャンプ場に到着すると、そこには、木々をバックに煙突からモクモクと煙を吐くサウナが…!!デザインはすっきりとシンプルで、天然のヒノキならではの色彩と穏やかな香りは、そこにいるだけで安心感が心を満たします。

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いよいよ、サウナに入ってみます。熱い!十分熱いです!これは…サウナや!!温度は75度、湿度も70%を超えていました。見事、ヒノキサウナの完成!!

サウナでじっくりと汗をかいた後は、キャンプ場のすぐ下を流れる川で体を冷やします。いや気持ちよすぎるやろ!!サウナで熱くなった体を冷水でクールダウンすることで体の内部は熱いままですが、体表には心地よく冷たい層ができます。このことをサウナ用語で「羽衣をまとう」というらしいです。オシャレか!

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天然の水風呂の後は外気浴。木々に囲まれたキャンプ場で川のせせらぎを聴きながら、心地よい風に吹かれていると、スーっと心が落ち着いて、あちこちに散っていた自分の意識が、自然と自分の内面に向けられているような感覚になっていきます。この、サウナ→水風呂→外気浴のサイクルで心身をリラックスさせることを、サウナ用語で「ととのう」というそうです。私も、自分の体が磨かれて、思考が整理され、精神がフラットな状態になる、まさに「ととのう」時間を体感しました。

また、「つながるサウナ」は移動式なので、キャンプ場に設営することで、大自然のエネルギーを借りて全身が「ととのう」点が格別です。やはり、水道水ではなく天然の川の水、エアコンではなく森から吹いてくる風で体を包むことができるところが、移動式サウナの最大の魅力といえるでしょう。


ところで、銭湯のサウナといえば、据え付けられているテレビを見ながら過ごすイメージが、私は強いです。しかし、当たり前ですが移動式サウナにはテレビがありません。自然と、そこに居合わせた人との会話が始まります。思えば、わずか2メートル四方の箱の中で話す機会は、そうそうありません。外界の刺激を排除した親密な空間を活かして、「今度ゆっくりお話ししましょう!」など言っておいて、なかなかお話しできていなかった人とも、ここぞとばかりにじっくりと話すことができました。

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実は今まで、みえのシャベリバのメンバーとは、オンラインで話したことはあっても、リアルで一緒に過ごした時間は少ない、コロナ禍ならではの関係が続いていました。しかし、「つながるサウナ3.0」に命が吹き込まれたことで、サウナという場を通じて、メンバーひとりひとりと濃密な時間を過ごすことができました。

「面白そう!」「やってみよう!」というアイデアは、日々私たちの周りに現れては消えていきます。「つながるサウナ」では、最初は「みえの自然の中で、地元の木でできたサウナに入れたら楽しそうやん?」という若者たちの理想、空想だったものを、プロジェクトとして実行に移し、実現させることができました。力を合わせて理想を実現させること、「やればできる」という自信は、若者のエネルギーを強く団結させることができたと感じています。そして最も大切なことは、メンバー全員が、このプロジェクトを心から楽しんで、自分たちの手で実現させたいという思いを共有しあって取り組んだことだと思います。

以上、サウナのことをよく知らない奴が大自然の中で移動式サウナに入ったら「ととのった」だけでなく、人と人とのつながりをより深く、心地よく実感できたお話でした。次はあなたのまちで一緒にととのいましょう!

三重県産の木材をつかって、「移動式ヒノキサウナ」をつくっています。ぜひ、一緒に楽しんでいきましょう! 2021年3月7日からクラウドファンディングを実施するので、ご支援よろしくお願いいたします!