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Omoinotake 2024年3月14日(木)渋谷QUATTRO"春の大三角ツアー"ONE MAN LIVE

私のライブハウス巡りの始祖、Omoinotake!!!!
全てはOmoinotakeの『blanco』という楽曲を聴いた瞬間から始まりました。
ギターレスのおしゃれなバンドOmoinotake。
バンドなんてうるさいというイメージがあったのですが、それを見事に覆してくれた出会い。
初めてライブハウスに行く勇気をくれたOmoinotake。
Omoinotake…オモイノタケ…思いの丈…何度呟いても素敵なバンド名、Omoinotake。

出会いから4年。
今では何度ライブに言ったか分からないほどOmoinotakeのライブを見てきました。
Omoinotakeから派生して年間100本以上ライブを見るまでにライブハウスで見るライブの沼にハマってしまってる私。
ホールやアリーナとは全く違う魅力のライブハウスは音楽と溶け合う感覚があります。
ステージと客席なんて分け隔てるものは何もない、直に音が心臓を掴んでくる。

このツアーのセットリストはメンバーがそれぞれ担当するという珍しい企画ライブ。
名古屋はベースのエモアキさん、大阪はボーカルキーボードのレオさん、ラストの渋谷はドラムのドラゲさんでした。

他の会場のセトリは行ってないので知らないんですが、この渋谷のセトリは昔からのファンには堪らないものがありました!
ものすごくいいセトリだった。

1. One Day
2. Ammolite
3. 空蝉
4. mei
5. Stand Alone
6. Bitter Sweet
7. 夏の魔法のせいじゃない
8. エイリアンズ [KIRINJI]
9. 東京Falling
10. モラトリアム
11. アクトレス
12. Friction
13. トロイメライ
14. EVERBLUE
15. 幾億光年
- アンコール -
16.心音
17.トニカ

サポートのサックスのレナちゃんも、パーカッションのぬましょうさんもいない3人だけのワンマンライブは初めてとの事。
3人だけで見せる力強いステージ。
レオさんのボーカルもこの日は絶好調の伸びやかな高音。

アンコールのMCでエモさんが「『幾億光年』でOmoinotakeを知ってくれた方も多いと思うんですが、昔からいい曲作ってきたんだぞ!という気持ちです」と言って会場から盛大な拍手と歓声が沸き起こりました。
セトリを考えたドラゲさんがそれは一番思っている事だろうけど、SNSやライブレポートを見る限り、それを言葉にして伝えたエモさんの手柄みたいになっちゃった感じですね。
ドラゲさんはいつも言葉が足りないんですよ、もったいない。

『幾億光年』という楽曲がドラマ「Eye love you」のタイアップで大ブレイクを果たし、王道J-POPの楽曲は今までのOmoinotakeとはテイストが違う。
でもこの『幾億光年』でやっとOmoinotakeは世間に認知されたと思うと『幾億光年』はそういう役割の曲。
King Gnuの『白日』みたいなものじゃないかな?
まず世間に受け入れて知ってもらって自分達の音楽を発信していく。
各チャートの上位にOmoinotakeの名前を見ては、今までもそうなるべき曲が沢山あったので「やっとですね、おめでとうございます!」と心から祝福しています。
この曲が髭男の真似なんかして恥ずかしくないのかって言われてるのも知ってます。
ライブハウスで友達のバンドを見に来た売れないバンドマンとかに「他に好きなバンド何?」と聞かれて「Omoinotakeが好きです」と言うと「あぁ、売れそうでいつまでも売れないバンド」とか言われて「は?!」喧嘩売ってんのかと言われる事もあったり。
たった1曲似てしまっただけ、でもその1曲が大ヒットしちゃったから永遠に世間から髭男の二番煎じなんて言われるのだろうか。
でもOmoinotakeは下積みが長いから、今後のプレッシャーなんて跳ね除ける実力と才能と信頼関係があるバンド。
私は何も心配していません。
1つ心配ごあるとすれば、この先チケット取れるのかな…という事だけ。

初めて楽曲を聴いた4年前から今に至るまでずっとOmoinotakeは私にとって特別な存在。

その思いは今でも褪せる事なく変わらないという事が再認識できたライブでした。

悔しい。

ドラゲさん、悔しい。

こんないいセトリ、最高過ぎだよ。

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