《#無垢な泥棒猫》ラジオと珈琲、今は僕だけの詩人【双極性障害×社交不安。少しだけ、晴れた霧】#23才晩秋
「心理的視野狭窄」という言葉を先生に教えてもらいました。
そしてこの症状が想像を遥かに超えて自分を壊してしまう魔物であることを、私はこの度痛感しました。
文字も書けなくなる、人と会話できなくなる、全部が怖い、時間が過ぎることが怖い、こわかった、もう全部がどんどん見えなくなっていった。
薬を規定量通りに飲むことすらできなくなり、実家で一週間母の監視のもと過ごしました。
あの状態で会社に5日間通えたのは間違いなく彼女のおかげです。
いつか大きな恩返しができるよう、自分が病人であることを、ちゃんと意識して過ごすようにします。
適切な治療から逃げない。
以下、最果タヒさん最新刊「恋できみが死なない理由」より。
___自分の、罪悪感に轢き殺されてしまいそう
私はわからない存在であるということを、
「わかって」ほしかった。
それでもいいと、許してほしかった。
わからないけれど、言葉を交わす、
そのことで何かが繋がっていく。
わからなくてもと、見つめ合うために、
言葉をやりとりし続けているんじゃないんだろうか
植物のように愛でてほしいのだけど……、
とはよく思う。
バラ園のバラのように、近所の桜並木のように。
咲いているのを見かけた時に
好きだなぁと思ってくれたらいいのに。
気まぐれに今年は一段ときれいですねと
言ってくれたら嬉しく___
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