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【ネタバレなし!】映画『正体』絶対に見てください〜!お願いします!!!

こんにちは!
映画『正体』公開日おめでとうございます〜!!

先日ご縁があり、完成披露試写会に参加しました。

ご覧の通りガチ前方上手側である
舞台挨拶は近いが、上映中は首がもげる

煌びやかな登壇者のみなさまのお話を、うっとりと聞いたのも束の間。

(当日のレポートについては、こちらを覗いてみて下さいね💁‍♀️)

いよいよ上映開始です。



……

………


結論。

良かった。物凄く…!
この感動を…共有したい………!!!

そんなわけで、映画正体のここ好き!ポイントを書いていきます。
公開日なので、ネタバレはしません。

・映画見にいく!と決めている方
・見に行こうかな?と迷っている方
・そもそも映画正体を知らなかった方

どなたでも!読んで頂けると嬉しいです。

あらすじ

日本中を震撼させた凶悪な殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜流星)が脱走した。潜伏し逃走を続ける鏑木と日本各地で出会った沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)そして彼を追う刑事・又貫(山田孝之)。又貫は沙耶香らを取り調べるが、それぞれ出会った鏑木はまったく別人のような姿だった。間一髪の逃走を繰り返す343日間。彼の正体とは?そして顔を変えながら日本を縦断する鏑木の【真の目的】とは。その真相が明らかになったとき、信じる想いに心震える、感動のサスペンス。

映画『正体』公式ホームページ
(https://movies.shochiku.co.jp/shotai-movie/#story)

引き込まれる導入、5分で貴方は目撃者になる

突然ですが、映画を見た後「本編より予告編の方がおもろかったナ」って思ったことありませんか?
私はあります。(笑)

予告編は良いシーンを短く凝縮しているので、そのイメージのまま本編見ると間延び感を感じる時があって…

しかし、『正体』は違いました。

まず、導入!
物語の序・脱走シーンから描かれます。
主役の鏑木(横浜流星さん)と刑事の又貫(山田孝之さん)の対比、そしてこれから鏑木と出会う沙耶香(吉岡里帆さん)・和也(森本慎太郎さん)・舞(山田杏奈さん)。
この5人の時系列をポンポンッと交錯させながら、手に汗握る脱走劇と「彼はなぜ脱走したのか?」という謎を一気に浴びせられます。
冒頭5分(体感)で、客席は目撃者になることを強制させられてしまうのです。

導入として完璧過ぎる。
この導入は必見ですよ!!!!!(導入マニア?
)

全編通して間延びなく、緩急をつけながらこの疾走感で展開していくので息をつく暇がありません。
鑑賞中、何度も手汗がビショビショになるのでハンカチ必須です!(汚い)(ハンカチの使い方よ)


正しさ、信じるってなに?終映後、誰かと語りたくなる

予告などから、重々しい暗いイメージを持つ方も多くいらっしゃると思います。
私もそうでした。(笑)

確かにテーマ・題材は重いのですが、意外にも見た後に心がすっとなりました
不思議なことに、誰かと感想を語り合いたくなるのです。

何をもって「正しい」とするのか。
「信じる」ことの尊さ。そして危うさ。

人と話すには、なかなかヘビーなテーマ。
しかし、鏑木、又貫、沙耶香、和也、舞…登場人物の行動・言動について、自分はどう思ったか。
登場人物に乗せてだと、話したいこと湧き出てくる…!

試写会の帰り、一緒に観た母と永遠に話し続けました。
もちろん「あの時の流星くんかっこいい♡」「このシーンの慎太郎くんマジでよかった」「吉岡里帆ちゃん可愛い」というミーハーな感想も交えて。(笑)

全編を通して「人の温かさ」をずっと根底に感じられる作品だと、私は思いました。
それには「人の愚かさ」も表裏一体的についてくるのですが…。

ネタバレできないのがもどかしいので、しばらくしたらネタバレあり感想も書こうかな…書きたいな…(書くとは言っていない)

音楽、エグい。エグいて…

見ていてウワア(涙)となったのが音楽。

あの、ほんとエグいです!!!!!
(リンク貼りますけど、まだの人は絶対に聴かないで下さい。映画館で体感して下さい)

誤解を恐れずにいうと、めちゃくちゃ耳心地が悪いです。めちゃくちゃ褒め言葉です。
『正体』のストーリー展開にバチバチにハマってます。ハマりすぎて怖い。

映画館で見ると、音の心地の悪さと音圧で押し潰されそうになる。
登場人物達の鼓動のようであり、心情の具現化のようであり…。

そしてどこか、希望を見出せるような瞬間もあったりして。
音楽のために、映画館に行く価値ありです。


ねえ〜〜〜〜〜!!!
本当に鏑木くんと和也のあそこの音楽エグいったら!!!!!!!!!!

余談ですが、電車の中でサントラ聴いたら気分悪くなりました。(褒めてます)


至極の『エンターテイメント』作品!

『エンターテイメント』というと、私は笑い・楽しい・ハッピーのイメージを抱いていました。

しかし、どんなに悲劇であっても、重いテーマであっても、何かを見出すことができれば、それは『エンターテイメント』なんだ。
改めてそう思える作品でした。

内容故にひとえに「面白かった!」の一言では済ませられない作品。
ジャンルとしてはサスペンス。

しかし、ハラハラドキドキしながら、締め付けられる胸をぎゅっと抑えながら、時には目を背けたくなって、いつのまにか目に涙が溜まってる。

こんなに感情が揺さぶられ、心震える作品を『エンターテイメント』と呼ばずにどう呼ぶ?!
声を大にして言いたくなる!

企画開始から今日まで、実に4年の歳月を費やしたそう。
世に出してくれて本当にありがとう…!
と思える作品でした。


長々と書きましたが、最後まで読んで下さったそこのあなた!
絶対に見て!!!!!
読んでくださり、ありがとうございました☺️



主題歌・ヨルシカさんの『太陽』を添えて。

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