産後、急性心筋梗塞になった話④

歩いて3分の病院がこんなに遠いと思ったことがないくらい、息苦しさが増してきていた。

やっとの思いで病院到着。

12pm

先生「どうされましたか?」
わたし「息が苦しくて、喉になにか詰まってるような、、」
先生「いつからですか?」
わたし「朝方4時です」
先生「結構経ってますね。とりあえず、心電図とX線取りましょう」

問診の間も苦しくて真っ直ぐ座ることすらできず、先生の机に顔を伏せるように話するしかできなかった。

心電図とX線が終わり、、、

先生「…うーん、ちょっと心臓の動きがだいぶ悪いのでこのまま大きい病院に行ってもらいますね」
わたし「えっ、、、、心臓。大きい病院。わたし死ぬの?」
涙が溢れてきてパニック状態。
「喉の奥が苦しいから、気管とか肺やと思ってたのに、まさかの心臓??あたしの心臓?」
先生「画像見ながら説明しますね。たこつぼ狭心症だと思うのですが、心臓の一部が動いてないの分かりますか?たこつぼ狭心症は予後はいいと言われるので安心してください。」
わたし「はい、、、家族に連絡しなきゃ。あ、携帯も持ってきてない。。」

意識朦朧としながら病院まで来たので、財布しか持たずにきてしまった。

わたし「先生、携帯取りに家に帰っていいですか?家族に連絡したいです」
先生「心臓がかなり弱ってるので歩いてはダメです。このまま救急車呼びますので病院で待っててください」
わたし「えっ、どうしよう。赤ちんに授乳もできない。家族に連絡もできない。」

幸い、主人がこの病院にかかったことがあり主人の携帯番号が問診票にかいてあったので病院の電話から主人に連絡ができました。

病院で救急車を待つ間もあまりの苦しさに酸素マスクをつけてもらう。

徐々に息が小さくなっていくのを感じる。

救急車20-30分くらい待ったかなぁ。
かなり待ったように感じた。

やっと、救急隊到着。

つづく、、、

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