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乳がん治療 17-術後1週間 今だから言える重要な事 & ドングリコロコロ


今だから言える重要なこと

◾️リハビリ 継続は力なり

リンパ節郭清で放射線治療予定の場合、肩関節が拘縮しない様に毎日のリハビリ体操が重要

*放射線治療:照射する胸に腕がかからないように、両手で頭上のバーを掴む必要があり、挙上(腕を上げる)出来ないと放射線がヤツまたはヤツCaの残骸を狙えないからとても重要 

▼肩関節が拘縮、腕が動かしにくくなったのは
1.  胸をかばうが為、L字形にした右腕で胸を覆う癖*がついて肩関節が固まった。
2.リンパ浮腫を恐れリハビリ体操以外は、痛い事もあり、右腕を大事にしすぎた。≡ レクチャーデダイジニシロト洗脳 サレタ ≡

*癖:あとでかかる(退院14日後)リハビリセンターで、右腕で胸をかばう癖が ついていると指摘される。
この癖で肩が巻き気味になり、加えてシビレ、腋に水が溜まるなど痛みが増幅してリハビリが足りなかったせいで、肩関節が拘縮。結果、動かしにくい、動かない状態を作ってしまった。


[抗がん剤治療まで35日ー術後、最初の1週間]


【胸とドレーンの傷】
鉄板胸の痛みと圧迫感は少しずつ柔らぐが、反比例して腋の突っ張り、右上腕内側のシビレが増す

ドレーンの傷は、透気・防水製のあるテープに張り替えシャワー、半身浴可となるが傷が塞がるまでパス

【姿勢】
・右腕前屈みで右胸をかばう悪い癖(上記、無意識のうちに)がつく
・リンパ浮腫のレクチャーで、「手術側の半身を下にして横にならない」と
あったが、胸・腋・腕の痛みでそんな芸当が出来る筈もなく、横向きで寝られる様になるのは何年かあとのコト 

【衣類 前あきとかぶり物】
 不自由で最初は前あきしか着られず、かぶり物は脱ぎ着が出来るまで数ヶ月。特に脱ぐのが大変。
  
<腕> 右上腕部の内側のシビレが日増しに強くなり、衣類が肌に触れるだけでピリピリ刺激が走りストレス大。ピリピリはやがてビリビリに成長。(シビレは今も残る)
いっそのこと肌をピッタリ覆う物の方が良く、ストッキング、タイツの先を切って腕に通し、就寝中も外さず(冬は寒いから必要、夏なら不用)

<胸> 入院時着用の胸帯は元々サイズ合わず、縫い目が胸、腋に触れ痛く胸もビリビリ。腕と同様、遊びがなくキツすぎない物がなく、腹巻きをたくし仕上げる以外に方法なし。
U社のブラトップ:ズボンの様に下から履くように引きずり上げるが、カップ下のゴムテープ、肩紐が鬼、パス。

【仕事と家事】
仕事:ノロノロ、料理:じゃが芋などは体重をかけて押し切り、高い所に右手届かず、家事:洗濯物を干すのも左

【術後初めての診察】
腋の下の膨らみが大きくなり(術後の廃液が溜まった)、急遽診て貰うが、腕が下ろせない程ではないので経過観察となる。

胸の創部を覆うテープは予定より1週間早く剥がされ! サージカルテープを貼るよう指示、腕のシビレは神経の感覚が戻ってきたからと説明、湿布処方。

#乳がん #術後 #シビレ #痺れ #リハビリ #がん   #HER2   #リンパ節郭清


<蛇足>
ドングリコロコロ:退院した翌日ベランダのメダカが死んだ。
12年前から何度も代替わりして楽しませてくれたのに私の病を背負った?
行ってくるネ、待っててネと言ったのを忘れた? 
涙が溢れた。もう聞こえてないだろうけどドングリコロコロを歌った。
 ≡メダカヲ見ミナガラヨク歌ッタ≡

前あき着る:まず痛い方の右腕を通してそれから左腕を通すが、腕をピンと伸ばせず、胸もグッと開けず不自由だが、ゆっくり、で何とかなる。≡何とかしないと裸で過ごす事になる・・・≡

前あきを脱ぐ:最初に左腕を抜いてから右腕を斜め下に伸ばした状態に         してゆっくり袖を抜く。右腕は肩口から後ろにいかず、胸と腋のつっぱ           りで自由がきかず、とにかく時間がかかるけど、これも頑張る。

かぶり物を脱ぐ:両腕をバッテンにして衣類の裾を掴んで上に引っ張り上げるか、先に両袖を抜いて頭から脱ぐかで、そのどちらも困難。特に前者は裾を掴んだ腕が、痛みで胸の高さより上に上がらず、何とか着たものの脱げずに惨敗、ハサミで切った事も・・・涙



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