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寒空のおでんもどき・ベーコンは神/残り物のあるモノ勝負 

寒くて買い物パス、あるモノ勝負=残り物でおでんモドキを作る



◾️あるモノ勝負

大根、卵、巾着、さつま揚げ、牛蒡の切れ端と具材は淋しげ。
出汁は昆布(水)、アゴだし、巾着に入り切らなかったベーコン。

大根は圧力鍋に入れ、圧がかかってきたらすぐ火を止め予熱調理。
その間に巾着の用意:油揚げに、餅・椎茸・冷凍ストックの銀杏と枝豆を入れ、そうだ、ベーコンの残りも入れちゃえと加えて、楊枝で止める。

圧が抜け大根が入った鍋に、巾着とその他の具材(ゆで卵、さつま揚げ、ただ小さく切った牛蒡)、昆布水、アゴだしパック、巾着に入り切らなかったベーコンを加えて蓋をし、圧がかったら3分で火を消し予熱調理。

圧が抜けたら醤油、塩を加え蓋をずらして弱火で15分、その後全体が冷えるまで放ったらかし、食べる前に温めてイタダキマス。

出来上がりは地味で、戦火を逃れた波佐見焼きに盛るが、やはり地味な茶色おかず。水菜炒めを添ても皿のチョイスを誤り色のバランス悪し・・・だけど


◾️ベーコンは神

このベーコンが良い味を出した。
見栄え? こんなに美味しけりゃいいじゃない。好きなツミレ、がんもどき、海老しんじょう、他の定番具材が無くてもイイ、と自己満足のおでんモドキ。次からもベーコンを入れて作ろう。


◾️メモ◾️

<放ったらかし>
昔、銀座の料亭3代目から、薄味の煮物は冷える時に味が染み込むと聞いて以来、具材や調理に費用や時間を費やせない昨今、和モノ薄味系は、ずうっと冷えるまで待つ "放ったらかし" を実践。
これ、聞こえが悪いから、" 時間が料理を美味しくする ” ” 時間が味に深みを作る ” と言っても良いけど、言葉としては長いからパス。
『放ったらかし』 って、何て簡単で良い言葉なんだろ

<昆布水>
昆布は適当な大きさにカット、繊維に直角に切れ目を入れ、水の入った容器に入れ昆布水として冷蔵庫のポケットに常備しておくと便利でオススメ

<巾着と楊枝>
まだ素直で可愛かった頃は、巾着の口は干瓢 かんぴょうで縛ったけど、年季入りの一人暮らしは楊枝で止める方法に変更、手抜きと合理性を最優先。

<さて>
この油揚げの巾着、別名バクダン、袋、と呼び方様々。
各地方で何と呼ぶのだろう・・・

#おでん #ベーコン #フードエッセイ #圧力鍋 #レシピ #残り物

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