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【#1 女性&車のおはなし】あなたのせいではないのです!女性が車の運転に苦手意識をもつ理由10選

こんにちは。車好きWebライター松永つむじ(女性)です。
免許取得から30年以上、20台以上のMT車を乗り継いできました。
自分過失の事故はゼロ件、公道では極めて安全運転を貫いております。

私、元女性学生カーレースドライバーが主に女性と車について語ります。
今日のテーマは「女性が車の運転に苦手意識をもつ理由」です。

現在は、免許取得後にペーパードライバーではなく実際に運転する女性が増えています。
しかし、コインパーキング大手「パーク24」のアンケートによると、女性回答者の2割は運転に苦手意識をもっている結果が出ています。(男性は1割でした)
理由を尋ねると、下記の答えが寄せられていました。

「運転が下手だ、と言われたことがある」
「交差点の右折が恐怖」
「子供の送迎のため仕方なく運転」

以上から、多くの女性が車の運転にマイナスイメージをもったまま、運転していることがわかります。
男性と同時期に運転をスタートしたにも関わらず、この結果になるのはどうしてなのでしょう?

ここでは女性が運転について「苦手意識」を感じる理由をまとめました。
多くの女性ドライバーと話をしたり、リサーチの結果「苦手意識」の理由はすべて、この10選にあてはまると考えられます。
ただ、ポイントは、すべて本人の資質によるものではではないことです。
もし、女性のあなたが車の運転に苦手意識をもっているのなら、客観的に思い当たるポイントがあるかチェックしてみましょう。


1. 機械の扱いが苦手

「女性はメカに弱い」と言われていますが、同様に車に対して「機械操作が苦手」と感じる女性は多いようです。特に、最近の車は最新技術のコンピューターが内蔵されているものが多く、時には操作が複雑なこともあります。

設定操作中にエラーメッセージが出たらパニックになり、すぐに誰かに頼ってしまう。そして、「やっぱり私は機械の操作が苦手」と決めつけてしまう女性がいることも事実のようです。

2.「自分は車の運転に向いていない」決めつけ

家族や親しい人から、自分の車の運転について指摘されると、「やっぱり私は運転に向いていない」と、マイナス意識が身についてしまっている人が多くいます。

また、運転にまだ慣れていないときに、他の車からいじわるされた経験があると、こわごわ運転になり、イメージするはずのスムーズな運転から離れてしまうことがあります。

3. 車を「単なる移動手段」と認識

電車やバスなどの公共の交通機関と異なり、車は目的地まで自分で機械操作をしなければなりません。座ったら目的地まで運んでもらえる公共交通機関と車が大きく異なるポイントです。

つまり、自分が電車やバスの運転手さんと同じ。
誰かを乗せているのであれば、その人の命を預かる大事なお仕事をしている意識が大切です。
そう考えると、「単なる移動手段」と、適当に車を動かして良いはずはないですね。

4. 空間認知能力

一般に女性は男性に比べて「空間認知能力の稼働に時間がかかる」と言われています。空間認知能力とは物体の大きさ、形、位置、そして物体に合った空間をイメージする能力です。

車の運転では空間をイメージする能力を要求されるシーンが頻繁にあります。例えば、車線変更や幹線道路への合流、駐車もそうですね。さらに、状況によっては瞬時の判断が要求されます。女性がこの判断に時間がかかるのは、無意識に「安全」を重視しているからともいえます。

5. 運転する頻度

毎日運転する人と月に数回しか運転しない人とでは、車の運転上達のスピードが大きく違ってきます。

毎日運転する機会がない人にとっては、運転に慣れるまでの期間が長いことを知っておけば、自分を卑下することもなくなります。

6. 考え過ぎによるタイミング遅れ

一般的に、女性は潜在的な母性本能を持っているため「安全志向」です。合流や車線変更など時間をかけてタイミングを見極め、「大丈夫」と判断した段階でようやく動きます。

しかし、時間をかけすぎて、状況が変わり、逆に危険なタイミングになってしまうこともあります。

7. 別のことを考えて運転

忙しい女性は「今夜のご飯何にしよう」「明日、〇〇に連絡しなくては」など、用事や仕事のことを考えながら運転することがあるかもしれません。

頭の中で別の事を考えながら運転していると、どうしても、瞬時の判断が遅れてしまいます。

8. 恐怖が先行

過去に車の運転中、何度か怖い経験をすると、その怖さから「運転は怖い」と決めてしまい、車の操作が遅れることがあります。

すると、「運転は怖い→判断遅い→怖い経験→運転は苦手」とマイナスループに入ってしまいます。

9. シートポジションに要改善

私が運転中、信号で停まったときに、隣の車のドライバーを見ると、女性の場合、ほとんどは肩甲骨がシートに密着していません。
つまり、上半身が前のめりに傾いている感じです。

また、身体とハンドルが極端に近い人も女性ドライバーでよく見かけます。
正しい車の操作は、ドライバーの身体の位置が極めて重要です。
まずは背中全体をシートに付けて運転することを心がけましょう。視界が広く感じられるはずです。

10. イライラ

世の中には乱暴な運転の車も同じ道を走っています。
「危険な割り込み」「進路妨害」「不必要なクラクション」など、明らかに相手が悪いと思われる運転に出会うこともあります。

そのような車には「近づかない」「イライラしない」がポイントです。
大切なのは、)何よりも「平常心」です。


「なぜ車の運転に苦手意識をもっている女性がいるのか?」その理由を解説しました。
運転に苦手意識を持つ理由の多くは、女性本来の意識、安全志向、また運転経験の少なさによるもので、個人の資質に関係がないことが理解できたのではないでしょうか。
まずは「平常心」そして「正しいシートポジション」から楽しい運転を心がけてください。きっと「愛車」が「相棒」になるはずです。

女性特有の素質は「車の運転に向いている」との意見もあります。
こちら↓で詳しく解説しましょう。

#車 #運転 #女性ドライバー #運転苦手

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