マガジンのカバー画像

エッセイ

25
不定期に書いたエッセイのようなもの、をまとめました。
運営しているクリエイター

#毎日note

海と山で過ごす休日

久しぶりに家族全員と両親とが 集まっての、お盆休み。 今日も朝から皮膚がジリジリする日差しが 降り注ぐ。 お盆休みといえば、 私の両親(特に父)がキャンプ好きで、 幼い頃から毎年連泊でキャンプに行っていた。 私のキャンプ好きは、 両親による影響をもろに受けている。 夫もキャンプが好きで、 結婚してからも、子供が生まれてからも、 キャンプは毎年行っていて、 今年も本当はキャンプに行きたかった。 しかし、台風が近づいているのと、 いくらキャンプが好きだったとはいえ、 70

夏の夜

27時間テレビをずっと見てみたい、 と言いながら、 自分たちの枕や毛布をリビングに持ってきて、 いつでも寝れる環境を作っていた子どもたち。 「早く寝なさいよ」と言って 私は2階へ上がった。 そんな様子を見て、 そういえばわたしも子供の頃、 そんなことをしていたなぁとふと思い出した。 特に、 キャンプに出発する前の夜のこと。 遠くにキャンプに行く我が家は、 たいてい、夜中の2時とかに出発するのが常だった。 リビングには、 車に積む前のキャンプ道具やら、 寝袋やら様々な

書けない日もあっていい

書けない日もあっていい。 というか、 書けない日があるのが当たり前。 な気がする。 書きたい!から、書かないとなぁ…っていう、 義務感みたいなものに変わってしまったら、 なんだか違うような気がする。 そんな事態を未然に防ぐ手立てはないのか? それは、書けない日は無理して書かない。 ということだ。 1000文字にならなくったっていい。 書けない日はつぶやきだっていい。 私は特に、 お出かけした日とかはnoteに長い文章で書けなくなる。 そういう日は大体が移動中の車

いくつになっても自分自身を愛おしいと思えるようになりたい。自分を大切にすることって、たぶん、1番重要なことなんじゃないかなって思うのだけど、ついつい後回しにしてしまいがちな気がするから。

花柄の日傘を手に。

今日も暑くて溶けてしまいそうな北海道。出かける前に晴雨兼用日傘を買いました。少しだけ気分が上がるように花柄を選んでみた。 日傘を使っている人の勝手な私のイメージは、「上品で華やか」。 そのイメージとは真逆に位置するようなわたしなので、日傘を使うなんて考えもしなかったし、「夏はむしろ日焼けしたい」みたいな、ちょっと夏は寒すぎる方面の北海道で育った人特有の思考なのか、日傘を使わずに生きてきた。 そんな私がいよいよ日傘を買うに至ったのは、昨今の猛暑の影響が1番の理由。 最近

雨の日の楽しみ方

雨の日が多くなってくる6月。"梅雨がない"と言われていた北海道だけど、近年は、本州ほどではないけどなんだかすっきりしない天気が続く気候に変化してきている。そしてそれは『蝦夷梅雨』と呼ばれるようになってきた。 私は今まで毎年のようにキャンプに出かけることが多かったのだけど、この日しか休みがないために少しの雨であれば予定をずらさずに決行することがあったし、たとえば連泊の真ん中の日だけ雨で最終日は晴れる、とかの場合は、雨でも気にせずキャンプに行っていた。 いつだったか、ものすご

2人でコーヒー飲みながら思うこと

今日の北海道は一気に夏らしいお天気になった。なんだか海沿いをドライブしたい気分になり、これまで行ったことのなかった方面へ足を伸ばした。 なんとなく聞いたことはあったけど、うろ覚えだったお店。スマホで調べながら辿り着いた。 すぐ目の前に海が広がるすごいロケーションだった。お店の中に入るとコーヒーの良い香りが漂う。 今日は少し暑かったから、アイスコーヒー(アメリカーノ)にしてみた。 初めてのお店だったけど、とても良かった。家族連れの方々が楽しそうに砂浜で遊んでいる姿が遠く

諦めなかったその先に待っていたもの

5月の終わりに植えたかった苗を畑に植えたら、それだけで満足してしまった。準備万端だったもうひとつの畑の一角には、何も植えられないまま日が過ぎていく。 なにか植えたいけどなぁ・・その時、ふと、以前育てたローズマリーのことを思い出した。 今年はもう野菜を植えるには遅すぎる。お店にもきっともう売っていないだろうと思いながらも、なんとなくお店に足を運んでみた。 店内には野菜の苗が並んでいたけれど、どれも元気がない。ローズマリーもあったけれど、少し萎れている感じがした。結局、何も