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7月31日 お久しぶりな話とぽつぽつとした妄想よりの考え事の話

皆様こんにちは。こんばんは。お久しぶりです。ご無沙汰しております。
気がついたらあっという間に明日から8月です。
上京して早くも1年がっつり経ってしまいました。何か変わったかといわれれば大きく変わった気もしますし、何一つ変わっていないような気もします。
まあそこそこいい歳なのでそんなものでしょう。
今さら住む場所が変わったところで大改革なんて起きねえんだな、これが!!
あと一ヶ月足らずで29歳です。こっわ!
毎年何事もなく淡々と誕生日を迎えているのできっと今年もなんにもない・・・
コンビニでケーキを買おうかどうかちょっと迷って、結局「胃もたれ・・・」と思って諦めているここ数年です。

さて、とりあえずは近況報告ですが特になにもありません。
マジで無です。
ただただ穏やかに毎日を過ごしております。平和で良いことです。

あえていうならば、最近は暇過ぎるのとちょっと気が向いたので美容関係にいつもよりも時間をかけるようになって来ました。
というよりも普段なにもしなさすぎるだけなので、あくまで当社比120%増し程度です。
ただいま大絶賛髪の毛伸ばしチャレンジをしております。
元々ぐねぐね・うねうね・ぐるぐるの大層元気な天然パーマです。両親共に天然パーマで天然パーマのサラブレッドです。
しかもなぜか家族の中で一番うねりが強い・・・
子供の時の写真でぐるぐる頭でへらへら笑っているものが残っております。
手入れが面倒くさいのでショートヘアだったのですが、ふと「よし伸ばそう」と思い立ちまして。
保湿&保湿&保湿で保湿の鬼と化しております。

BEFORE
シャンプー→コンディショナー→自然乾燥
AFTER
シャンプー→タオルドライ→ヘアパック→タオルドライ→コンディショナー→タオルドライ→アウトバストリートメント→ドライヤー

行程が!!多い!!多いよ!!
世のロングヘアの女性はすごいなあ・・・と思ったりします。
元がマイナスよりだったので割りと分かりやすく手触りが変わって来ててそれはそれで楽しいですが、たまに面倒くさくなります。
継続できるのか・・・
心が折れたらショートヘアになりますので生ぬるい目で見守っていただけるとありがたい限りです。
2年ぶりにドライヤーを使っています。

もうひとつやり始めたのは美白ケアです。
在宅で仕事をしているはずなのですが、周りの方々より「焼けた?」とめちゃくちゃ言われまして。
「肝臓悪いんじゃない?禁酒しなよ禁酒」とオフィスで通りかかりに先輩から本気で心配されるレベルで黒くなりました。
ちなみにこの先輩は普段ほとんどお喋りしないのですが(担当部署的に絡みがない)、本当に時々顔を合わせるとやたらと体調を心配してくる不思議なお兄さんです。
ランチにおにぎりを食べているだけで「よかった!ご飯ちゃんと食べてて偉いねー!もっと食べなね!!」と誉めてくれます。
あの方の中で私はいったいどういう立ち位置なのか、不思議なところです。
結構いい歳した大人やでな・・・わたし・・・

ということがありまして、「日焼け対策と美白!!してみよう!!」と思い立ちました。
母からの遺伝で地黒よりなので、真っ白にはなりようがないのですがとりあえず肝臓を心配されるレベルで黒くなるのはさすがにやべえな、と思いまして。
在宅なのに日焼けした理由は明白です。
我が家の窓が大きくて、日光ガンガンあたるからです。
外出するときはしっかり日焼け止めを塗るのですが、室内ではなにもしなかったのが原因でしょう。
ということで安くてがしがし毎日使っても惜しくない日焼け止め買いました。
今のところ、全く効果は実感できてませんがターンオーバーが3ヶ月らしいので気長に待つ所存です。
あとは全身にばしばし使える美白化粧水と、ビタミンCとか亜鉛とかビタミンBとか入っているサプリメントを・・・
今のところどれも効果を実感するには至っていません。
そんなに早く効果はでないので、あとは三日坊主VS肌のターンオーバーの戦いです。
三日坊主が優勢です。


さて、話は変わりまして好きなお話の話です。
本の好きなジャンルですね。
わたしはノンフィクション・社会派以外はわりと何でも読むタイプです。
SF、推理もの、ファンタジーがやや優勢かな?と思います。そして、エッセイ。
エッセイ、好きなんです。
エッセイを読みはじめたのはたしか小学校高学年あたりだったかと思います。
その時期は特に「他人と自分が違う」ということが何だかわからなくて、何となく悩むというほどでもないのですがずっと喉の奥に小骨がひっかかっているような、そういう気分でした。
自分の感覚と他人の感覚が違うというのが何だかとても不安だったのだと思います。
じゃあ、他人は普段何を思っているのだろうか?というところからエッセイをよく読むようになりました。
もちろん、単純に面白かったというのもあります。
向田邦子さん、さくらももこさん、椎名誠さん、あたりをよく読んでいました。
他人の感覚を知るというには少し偏っている気もしますが、とりあえず自宅にあったエッセイ系を手当たり次第に読んでいた感じですね。
大人になってからこのラインナップを見ると「お前・・・もうちょっと選ぼうよ・・・読むやつ・・・」と思わなくもないですが。

今でもエッセイは好きです。
森茉莉さんとか、三浦しをんさんとか。

唐突ですが、わたしは夜に散歩するの好きです。
夜に歩いているとアパートや一軒家やらの住居の光がよく見えます。
わざわざ覗いたりはしませんが、窓際におかれた花瓶やオブジェ、カーテンの隙間から照明や壁に飾られたポスターやらも見えます。
そういうのを見るのが何だかとても好きです。
エッセイを読んでいる時の感覚とよくにています。
当たり前ですが、当たり前に毎日それぞれの生活をしているというのは時々本当に不思議な気分になります。
わざわざ考えるほどでもないほどに、「当たり前」なのですが。
そういう感覚を時々感じると不思議なような、その割りに妙に安心するような、そんな気分になります。
似たようところで人の家のインテリアを見るのも好きです。
雑誌で特集されるようなどっかのお洒落な人の綺麗でファッショナブルなインテリア、というよりも本当に普通の1Kの家とかが好きです。
お洒落なのも憧れがあっていいなあ、と思うのですがどちらかといえば汚くはないけれど生活感のある部屋とか好きです。
こだわり抜いたりしていない、きっと急拵えで買いそろえたっぽい雑な家具とか、よくわからないインテリアとか。
そういうのがなんだかその人らしくて好きです。
生きてるっぽいというか。
生っぽいというか。
昔ひたすらに人の家の写真をずらっと掲載している雑誌があったのですが、たしかビレヴァンとかで売っていたサブカル系の雑誌・・・めちゃくちゃ好きでした。
エッセイとか、人の家の窓とか、そういうのを見る時の気分とよくにています。

哲学で「認識論」というのがあります。
ざっっっくり、雑にまとめると「認識することで世界ができる」みたいな考えです。
見ていない(認識していない)時は世界は無である可能性を否定できない、みたいな。
自分から見えない場所に世界はあるのか?みたいなそういう感じです。
本気でそう信じているわけではないのですが、他人の生活ってあるのかないのかわからないと何処かで思っています。
無くても驚かない。
有ったら「まあそうだよね」と思う程度。
そういうときに他人の生活がはっきりとわかるものがあると、不思議だけどちょっと面白いなあ、と思ったりします。

人の当たり前の日常生活って、本人にとっては当たり前でも案外性格が出るというか他人からしたら全然当たり前じゃなかったりすることも多いです。

例えば、朝シャンするかどうかとか。
例えば、朝ごはんは和食派か洋食派か、なんなら食べない派かとか。
例えば、夜は何をして過ごしているのか、とか。

ファンタジーやSFなどのフィクションでの日常生活のシーンも好きです。
空想と現実、というかその世界での当たり前のルールや前提が自然に生活に組み込まれているとなんだかリアル、というか生きてる感じがします。

「細部にこそ神は宿る」とファッションではよく使われる言葉がありますが、そういうディテールってテンションが上がります。

人の生活ってそういうものかもなあ、なんて壮大なことを考えてしまいます。
毎日の繰り返しが少しずつその人を作り上げていく、というか。
マクロは結局のところミクロの集合体である、みたいな。

なんだかいつの間にかに大仰なことになってしまいました。
抽象的過ぎてどうにも上手く伝えられている自信がありませんが、いつも通りといえばそうかもしれません。

さて、私は今日は午前10時に起きて、炭酸水を飲んでタバコを吸い、アイスコーヒーを淹れてコーヒーを飲みながらタバコを吸い。
このテキストを書き終えたらお風呂に入って身支度を整えたらちょっと職場で後片付けをして。
そんな感じで過ごす予定です。

なんのこともない、ただの日常です。




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