岩手の漁師さんとの協働。ワカメの、ワカメによる、ワカメのためのメカブ会開催しました!
ツムギアムのライターwacana*は、ワカメ大使をしています。
東日本大震災の後、水中の瓦礫撤去のボランティアで、岩手と宮城に通い始めて、2012年2月に、岩手で、運命的な出会いをします。
「今日、これ持って帰れー。」
と一緒に作業していた漁師の佐川さんから、渡されたのがワカメでした。
今までも漁師さんから、美味しい魚や貝を貰ったことはありましたが、ワカメですよ。
どう見てもワカメ、されどワカメです。
しかし、これがただのワカメではなかったのです!
「早採りワカメ」「間引きワカメ」と呼ばれるワカメで、生ワカメは悪くなるのが早いので市場に出回ることが少ない。
ビックリしたのは、貴重さだけではありませんでした。
美しい彩りへの変化!
そして、ワカメとも思えぬ、美味しさ!
忘れもしない、2012年2月4日。
岩手県陸前高田市横田町にある平屋で大人5人。
漁師さん達の海への想いをどっぷり感じ、生ワカメの美味しさにはしゃいではしゃいで、世界の中心は今ここにあるのではないかと思った夜でした。
この美味しさを共感したいと、2013年から「ワカメの、ワカメによる、ワカメのためのワカメ会」を開催しています。
生ワカメだけでなく、佐川さんの作っている牡蠣やホタテも直送して、そしてみんなで料理をして、食べる会です。
元々は、15人程度の知り合いだけで始めた会ですが、毎年増え続け、今や60人以上の方に来て頂いています。
東北や海に縁のある人たちだけではなく、わたしの学生時代の友人やその家族までも。
友人が友人を誘って、ワカメや牡蠣の虜が増殖しています。
この味を知った方が、わたしと同様にこの美味しさを「伝えたい」「共感したい」と思うのでしょうね。
みんなが優しさで溢れていて、毎年この時期が大変楽しみでなりません。
漁師さんとの繋がりがあって直送できるからこそ、知れる味、楽しめる味なのです。
感謝しかありません。
それを佐川さんに伝えると、いつだって
「こちらこそありがとうございます。知ってもらえて、みんなに喜んでもらえて、こちらこそ感謝です。」
と言う返事が返ってきます。
泣いてしまう!
メカブ&牡蠣の美味しさを共有する会を2回開催したよ
そして、先日、渋谷にあるSHIBUYA+Bar(映像配信バー)にて、小さな会を2回催しました。
1回目は、初見の方達向けの、美味しいことを伝える会でした!
まずは、知ってもらうことからということで、とにかく沢山食べて頂きました。
滅菌処理済みの生食用として出荷されている牡蠣です!
リアス式海岸の養分と山の恵で、リピートしたくなる、、、リピートしている人が沢山いる美味しいさです。
早採りワカメの時期をすぎていたので、今回はワカメの根元にあるメカブも振る舞いました。
9人で「美味しい」を共有して、チームみたいな一体感を得ました。
そして、ご家族が居る方には、メカブの食べ方をレクチャーして、お土産に持って帰らせました。
すると、、翌日の夜、男性陣から食卓に並ぶメカブの写真が嵐のように送られてきたではありませんか!
無事、紡ぎ編まれました!(ツムギアム認定)
そして、2回目は、リピーター向けのマーケットです。
メカブと、生牡蠣の販売(どちらも代理販売です)と、メカブ蕎麦の実演販売でした。
既に美味しさを知っている方は、ご自身用は勿論のこと、ご自宅で家族と、ご友人宅へ贈り物にと、様々な用途でした。
大切な人に届けたいという想いが垣間見えました。
メカブマーケットの様子を、友人が映像にしてくれました!
嬉しいことばっかりで、明日嬉しいことがあるか、心配になります。
Write: wacana*
Photo: wacana*, Visualizer Tetsu-law
Movie: Akinobu.K
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