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「ない、ない…」を嘆き続けた、先

隣の芝生は青く見えるというけど、
出産でも育児でも

自分に「ない」ものを嘆き、
そんな現実に怒りを感じ、
そのスイッチに触れる度に
当たり散らしていた。

義両親は結婚する前に他界し、
両親は離婚していて
里帰り出産の選択肢はできなかったので
35歳の高齢出産とはいえ、母としては新米。
怖さ、疲労、甘える場所がないというストレス。

新しくできたママ友さんが
「実家帰ると母に色々言われるけど、
疲れがピークだから帰省するね」
なんて言おうものなら、
きっとオニみたいな顔して
聞いていたと思う。

当時は待機児童も多く、
保育園落ちたら
職場に復帰できないかも知れない。
育児休暇中なのに、そんな心配を
抱えなきゃいけない世の中のシステムへの
ストレスが追い打ちをかける。

いつも嘆いていた。
誰も分かってくれないって
思っていた。

そして
「仕方ない」って言葉で
向き合うことから逃げていました。

興味本位でベビーサインを習い
その先生がアドラーの講師をしていて

正直全くセンサーに引っかからず
(すいません💦)
その先生じゃなかったら
受講していなかった講座だったと思う。

でもこれまでの子育てで感じてきた
違和感と
ぐちゃぐちゃな思考の糸が
少し緩むのを感じたんです。

何かを学ぶって、新入社員時以来
そんな新鮮さも刺激になったのかな。

子どもを産んでから、ひたすら
「わたしの事分かってー」って想いを、
夫への不満として吐き出してきた。

色々学び始め
「自分が変わる」って事にも
気づくことができた。

「一生一緒にいることはないだろう…」
そんな風に思っていた
夫婦関係も修復した様に感じている。

それもわたしが学んで変わったからだ!
…なんて自我満載だった。(ひどい💦)

夫から
「ママは散々、自分を分かって欲しいって
当たり散らして、はき出しまくって、
そのなかで自分が変わらなきゃいけない
ってことに気づいて頑張ったよね」
って言いわれたのね。

わたしが学んで、
わたしが変わって、
わたしが頑張って、
修復できた夫婦関係って思ってたけど、

それも含めて
夫が見守って一緒にいてくれたって、
その大きな愛ってなんなんだーって
思ったら、言葉が出なかったし泣けてきた。

何もしてくれないって感じた日々にも、
気付くと「ある」ものは、
自我に塗られたり、
相手をコントロールしようとしていると
見ることが難しくなる。

6・7年以上前とは
「別の人?」と言われるくらい。

衣食住や暮らしを通して
全細胞が入れ替わったと言っても
言い過ぎじゃないくらい!

自分自身で人生を歩めるようになったのは
日常から沢山のことを学び
実践する、

【日常が修行♡】を
大切にし
楽しめるようになったからだと思います。

そのヒントは
やった方が良いなって思っているのに、
後回しにしていることはなんだろう?
にある☺︎


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