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『理解できない優しさと寒空』

日本は四季があってそれが素敵だという外国人がたくさんいますが、私も日本の四季や年中行事はとても大切にしたいなって思うひとりです。
そういう仕事に就いているってこともありますが。

四季の中で好きな季節はどれですか?
よくある質問ですね。
私はその質問をされると大体、春か秋って答えます。
何故かというと、私の居住地は豪雪地帯のため雪に悩まされるので
冬は…動きにくいということもあり消去。
夏は…夏生まれなのですが、虫が多いのと暑さ対策は必要になるので消去。
そうなると、春か秋となるわけです。

春は、桜が咲くのと新年度が始まり気持ちがリセットされるから好き。
秋は、色づく木々たちが綺麗な姿を見せる中に、切なさを感じるから好き。
そんな感じですかね。

季節はやっぱり自然に関係してきますよね。

私の好きな人は、自分の人生に季節は関係ないから
好きな季節は特にないよ。って言いました。
あー、そう考える人もいるのかー。
って思いました。


そして、もう一つが日本の伝統行事。
お正月、節分、ひな祭り…
受け継がれてきた伝統行事。
これらもまた、日本ならではのものがたくさんでよいですよね。
それぞれに由来があって、伝承的な話もあって
受け継ぎたいなって思うことがたくさんです。

仕事で、これらの昔話や、絵本を読み聞かせするとき、わからなくても少しでもこの話が記憶に残ってくれたらなって思って読みます。
由来や意味、その事象を伝えていくことも私たちの仕事なので、少しでも失われたくない伝承を私たちが伝えていければなって。

季節や伝統と共に生きる私たち。
せっかくそんな日本に生まれたのだから
知っていることや伝えたいことは、少しでも残したいとそんなことも考えるんですよね。


とはいえ、私は生まれも育ちも同じところで
狭い島国の日本といえども、旅行でさえ足を踏み入れたことのない場所もまだまだあります。

私の好きな人も雪をしらない場所で生まれ育ったので雪の話をしても、冬の気温の話をしても
全然、ピンとこないようで…
冷凍庫くらいでしょ?なんて言われます。
説明するのが大変…同じ日本にいながら、こんなにもかと思うほど。
写真を見せても、動画を見せても
おそらく10分の1も伝わらないんですよね。

だからこそ、日本の四季はいろんな場所を訪れて自分の目や肌で体感したいなって思います。
なので、今年の春は…大好きな桜を見にとある場所に行く予定です。
前に見て惹きつけられたあの桜をもう一度見に。


そんなわけで、私のところは今は雪景色。
ちなみに新雪の雪を歩いたときの足音はぎしぎし。
雪を踏み締める感じが好きです。
そして空から降る雪は…ちらちら、ふわふわ。
夜の暗い空から、白い綿のような雪が自分に舞い降りてくるそんな雪が私は好きです。
雪を知らない好きな彼は、雪はペタペタと言いました。ね、やっぱり何にもわかってない。

もちろん、こんな素敵な雪ばかりではないですが。

絵本の中には雪の足音を表現したものや、雪の質の違いを描いた絵本もたくさんあるんですよ。
ぜひ、探してみてください。
今日は、雪がわさわさ降っているそんな寒空です。

書きたかったnote、ちょっと違ったんだけどな。
ま、またすぐ書こう。

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