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登別温泉でサウナブームに乗っかれない秋

秋の北海道は気持ちがいい
何か意図しない予定ができ、北海道に訪れると「きっと、私を呼んでくれてるんだろうなー」といつも勘違いさせてくれる

食べ物にも、空気にも、お月さまにも夏では味わえないものを感じる

友人との旅行で登別温泉に泊まることにした
小さい頃はよく訪れた気がするが、気づいたら10年以上は来てなかった
今は登別駅の発着音に「いい湯だな」が流れるらしく、ここは北国、登別の湯〜♪を歌っているドリフターズが頭に浮かぶ
ホテルのパックに「マリンパーク(水族館)チケット付き」というのがあるので、いわしにドハマりしている私たちは迷わずそれを購入
チェックインの前に昼のお口直しとして、登別のソフトクリームを目指す

旧小学校を使ったその場所は当時の姿そのままで、寒さ厳しい北海道の力強さを教育で育もうとしていた痕跡を見つける

寒い地を生きるためにはたくましさは必須
かわいき柄
持っているのは何だろう
塩チーズソフトクリーム
ソフトクリームに塩をかけるとチーズ味

登別市内の給食ではここ酪農館の牛乳が出るとのこと
地産地消を謳っている給食としてはまずは牛乳から昔は明治一択なのかと思っていたらどんどん変わっていく牛乳事情
さて、甘いものも摂取したので早めにチケットもらいにホテルに行き、すぐマリンパークへ行く

これが水族館なの?という建物
随所にショーが散りばめられていて、
自然とツアーみたくなる

お目当てのいわしショー
春・夏・秋・冬でショーの内容が変わる
・まいわし
・全長20センチ程度
・4年くらい生きる
いわしの懸命さがよいのか、未だに言語化できないまま、楽しめるショー

懸命とはこのことかと

もう最終ショーに近いので、いわしのあとはイルカで
今までは女性の飼育員でメスのイルカだったけど、今回は男性の飼育員でオスのカマイルカ
なんか性別関係あるのかな?と思いながらも、これも飼育員さんとイルカの関係性に熱いものを感じ、勝手に感動

限りなく惜しいジャンプ
このあと、イルカも腹打ちする

いやー完成されていない技だって見どころ満載
ショーだけで十分満足した私たちは「のぼまん」と言われる登別万世閣へ

のぼまん
のぼりべつまんせいかく
温泉街の入口に位置しております

チェックインを済ませ、ウェルカムドリンク的なもので喉を潤し部屋でまったり
「水風呂が源泉なんですよね」
という情報を得ても、世のサウナブームに一向に乗れない私は、友人たちが温泉に入ってる中1人部屋で過ごす
(いや休息です、ちょっと風邪ひいちゃってたし)
温泉から帰ってきた友人の顔はピカピカしていて、「これがサウナの効能か」
と思いながらも、どうも一歩踏み出せない私は何だろうと考える
北海道限定のチェルシーを発見しテンションがあがってた友人にお願いしてチェルシー買ってきてもらい(自分で行けよなんですけど、なんかね…)、夕食ビュッフェへ

醤油皿が宙に浮いておりますが、
満遍なくおいしゅうございました
これは朝食ですが、この目玉焼きの形分かります?

外国人旅行者が多いのか、従業員が外国人が多いのか分かりませぬが、珍しく多国籍料理があって、めちゃくちゃテンションあがりました
そして、アイヌ料理もあるというゴールデンカムイ好きにはたまらぬビュッフェ
ちなみにゴールデンカムイブームに乗っかろうとしたが乗っかれなかった私は、友人に薦められた「オハウ」を飲み「ちょっとしょっぱいね」と言ったら「もう煮詰まったんだわ」と言われ、食べもののブームにも乗れず…
優れなかった体調も楽しいおしゃべりとおいしいご飯で大分回復し、いざお風呂へ
さすがいい湯だなに出てくる登別が誇る温泉
素晴らしい湯!
先月行った熊本県の下田温泉も良かったけど、こんな近くにいい湯があったなんての衝撃

そして、友人に言われたまま私はサウナに入ることになる
サウナに入ると
・息が苦しい
・水風呂が苦手
・気持ちがよいと思ったことがない
とやりたい要素はないが、「サウナ行ったら絶対風邪治るから」と言われ、ホイホイサウナへ
ブームがなんだろうが、私の体感は変わることがない
苦しいのは4分で終わらせ、源泉水風呂は四つん這いになり馬のように、外気浴と呼ばれるものは寒いのでただ座ってるだけ
段になってる部屋の1番上のことを「頂」と言っていたので、私は2段目の「中腹」に座り、ただ時が過ぎるのを待っていた
水風呂で頑張って胴体をつけるとふわ~っと膜ができたように感じ(それはサウナ以前には知っていたが)それを「羽衣」と言うこととか、なんだか専門用語が多発
ブームになるためにはある程度の「通しか知らない用語」と「そこでしか使わないグッズ」というのが必要らしい
私が微塵もサウナになびかなかったことを受け、友人が「手強い相手だなぁー」というので自称「中ボス」ということにした
知らずに中腹に座っちゃったしね
騙されて入るんだからラスボスではないやね

次の日の朝もお風呂からスタート
同じようにサウナに入り、水風呂は馬からは脱却して、外気浴も挑戦したけど、外気浴の寒さに参ってすぐ露天風呂へ
この露天風呂が旅1気持ちよかったなぁー

何を表現しているかが難解

まんじゅう好きな親にお土産を買っていき、「まんじゅう買ってきたよ!」と言ったら「熊まんじゅう?」と聞かれ、「いや、違うけど」なんて答えたら「あんたはなんにも地元のこと知らない」と言われ、まだまだどこのマスターにはなれないけれど、とりあえず登別温泉のお土産は「熊まんじゅうがよい」ということだけ分かりました

この行程はぴったり過ぎるほど登別大満喫ツアーなんですが、車がないと厳しいかな

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#サウナ

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