昔はこうだったと若者に驚かれる瞬間を垣間見た気がします~10年ぶりに虫歯を治療して思ったこと~

今年の1月になんか歯が痛かったので7年ぶりに歯医者に行きました。
7年間も検診をしていなかったので大きな虫歯があることを覚悟しましたが、歯周病とのことで幸い虫歯はありませんでした。

そこから歯医者は定期的に行った方が良いなと思ったのと評判の良い歯医者が家から歩いて5分の場所にあることもあって5月に再度検診に行きました。
歯周病についてはそこでは特に言及されませんでしたが、虫歯があると診断を受けました。
虫歯の治療は約10年ぶりでした。
私は子どもの頃に歯医者で痛い想いをしてきたので、歯医者が大の苦手です。
先週虫歯の診断を受けて治療は今週の週末で予約したのですが、とにかくこの1週間は憂鬱でした。

そして治療の日を迎え、ビビりながら治療を受けました。
結果、虫歯は初期の虫歯であっという間に治療が終了しました。
ここで検診に行かなければもっと酷くなっていた可能性があると考えると定期健診の重要性を強く感じます。

それと同時に一つ感じたことがありました。
今回は初期の虫歯で治療時間自体はめちゃくちゃ短かったです。
しかし、治療の前には麻酔をしました。
そのため痛みは全くありませんでした。

私が歯医者が苦手なことは先ほども述べましたが、その理由は子どもの頃に歯医者で痛い想いをしたというトラウマ的なものです。
子どもの頃に銀歯になるくらい進行した虫歯もありましたが、その治療の際には麻酔を打たずに行うことも結構ありました。
その歯を削られる痛みが25年以上経った今もトラウマとして残っています。

虫歯は削ってみなければどれだけ大きいかわからない面もあると思います。
今回の虫歯もあらかじめ銀歯にはならず、1回で終わるであろうことを先に告げられていましたが、削ってみたら予想より進行していたということもあったかもしれません。
ただ、私が子どもの頃であればおそらく今回の治療は麻酔を打たずに行われたと思います。
虫歯の際の麻酔を検索すると麻酔なしで行うケースもあるようですが、私が子どもの頃よりは確実に麻酔を打つ基準が下がっていると思います。

テレビ番組でよく現代では信じられない昭和時代の習慣が特集されます。
そのうち、平成時代までは虫歯の治療は麻酔なしで行われていたということが特集され、今では考えられないという特集が組まれる日が来るだろうなと思いました。
そこで「麻酔した方が良いよね」と言えるか、「そんなもの男なら我慢しろ」と言うかが老害になるかどうかの分かれ道だと感じました。

ちなみにもう1つ私の子どもの頃との違いで言うと、麻酔を打つ時に歯茎に綿を使って麻酔をかけてから注射を打つという工程もあります。
私が子どもの頃は直接歯茎に麻酔を打っていました。
人によっては削る痛みよりもこっちの痛みの方が嫌だと言う人もいました。
今の治療は極力痛みをなくす方向に行っているのだと感じましたし、これが医療の進化なのだなとも思いました。
一つだけ変わらないのは歯を削られるあの嫌な高い音のみですね。

また、歯の治療そのもの以外で気づいたのが、私が通った歯医者は比較的に高年収の人が住んでいる地域でしたが、虫歯の可能性を自分で認知していなくても検診で訪れたという人が多くいたことです。
金持ちは歯を大事にする共通点があるのかなと思いました。
実際、歯周病になると虫歯以上に人体に悪影響を及ぼすようなので歯の健康は世の中で言われる以上に大事にした方が良さそうです。

いずれにしても、今回定期健診に行ったおかげで超初期で虫歯が見つけられ簡単な治療で済むことができました。
今後もクオーターに1回くらいで検診を継続していこうと思います。

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