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SNSのフォローをすべて外したら人生の満足度が上がった

最近、『複利で伸びる1つの習慣』という本を読みました。

この本は、良い習慣は繰り返し行えるように、悪い習慣は自分から遠ざけることで自分を高めていくという内容で、色んな細かい技術が掲載されています。
特に悪い習慣を自分から遠ざけるということをやろうと思い、まずはSNSをなんとなく眺める時間が自分にとって無駄であると思いました。

かつても取り組んだことがありましたが、うまくいきませんでした。
当時行ったのがアプリをすべてアンインストールしてウェブ版でTwitterやYoutubeを見るという対策でした。
結果から言うとこれはあまりうまくいきませんでした。
ほんの少しの手間の違いでしかないので、すぐに慣れてしまいました。

今回取り組んだのはそもそもSNSを見る先として面白くないものに変えるという内容です。
具体的にはTwitter、Instagram、Youtube全てのフォロー、チャンネル登録を解除しました。

フォローをすべて外した後、時間計測をしていませんが、体感ではSNSを見る時間は減ったと思っています。
そして、SNSでフォローしている人が日常で何を言っているか当然わからなくなりましたが、それが無くても現状は困っていません。
元々は自分にとって役に立つ情報があるからフォローしたのだと思いますが、いつの間にか何を知りたいかではなく、誰が何を言っているかという所が重要視されてしまう。
それがSNSなのだろうと思います。
まさにインフレエンサーってやつですね。

SNSを見ているとなぜ時間が経過してしまうかという問題についてはやはり受動的な情報収集は楽だからついつい時間が経過してしまうということがあると思います。

フォローをするということは元々当時の自分にとって必要な情報を出してくれていたからだと思いますが、最初の一歩は能動的な情報収集です。
しかし、つぶやきは当然一つのジャンルだけでなく、他の色んなジャンルに対しても行われています。
なので、誰かをフォローするのではなく、自分にとってその時に必要な情報を必要な時に能動的に取りに行くのが良いと思いました。

SNSを改めて考えると、フォローが多くなっている状況でフォローしている人、アカウントが何を言っているか、どんな動画を出しているかを見に行くというのは受動的な情報収集という点でテレビと同じ状況だと思います。
SNSは当初は能動的なフォローだとしてもいつの間にか受動的になって見てしまいます。
最もそれが顕著なのがTikTokでしょう。
あれは、私はすぐにやばいと思いましたが、超短時間で動画が流れてくるので最もなんとなく時間を過ごしてしまう毒薬です。

テレビとSNS(Twitter、Instagram、Youtube、TikiTok)を比較するとSNSの方が危険なツールだと感じます。
テレビの場合は民法5局からどれかを選んで見ることになります。
しかし、SNSの場合は主に4つのアプリからどれかを選ぶものではありますが、そのアプリの中でも膨大なチャンネルがあり、自分にとって面白いコンテンツをほぼ無限に探せるので、延々と続けられます。

SNSとの良い付き合い方は自分にとって今現在必要な情報をしっかり認識するところから始めるべきです。
そして自分にとってノイズがなく、モチベーションが上がることのみ発信している人をフォローすることが大事です。
ただ、どうしてもノイズは避けられないのでやはりフォローしない方が良いでしょう。
そして元も子もない話ですが、必要な情報は本でしっかり調べるべきでしょう。

最後にSNSのフォローをすべて外してもう一つ気づいたことがあります。
各SNSにはその業界で多少有名な人がいます。
例えばTwitter界隈でフォロワーが数十万人いる人などが該当ですが、フォローを外した途端、全く目に入らなくなりました。
極端な比較ですが、大谷翔平はフォローしていなくても勝手に動向がニュースとなって目に入ります。
SNS上のインフルエンサーというのはこちらからフォロー、チャンネル登録しておかないと目に入らない程度の存在でしかないということが今回の取り組みでよくわかりました。
SNSを実名、顔出しでやるかどうかみたいな論争がありますが、おそらく実名、顔出しでやっても気づかれない可能性はかなり高いのではないかと思いました。

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