Twitter運用の参考に!食品系EC/D2C公式アカウント事例4選
商品情報の発信、購入後のアフターフォロー、見込み客の獲得など、ECサイトにおいて欠かせないTwitter運用。今回は、特長的な食品系EC/D2Cの公式アカウントを4つを調査してみました。
日頃提供する情報の価値の高さ、接客体験の再現がTwitter運用のカギになりそうです。
01. Mr.CHEESECAKE
👉 Point
・新商品など公式情報を定期ツイート
・トーン&マナーを統一した写真
・シンプルなコミュニケーション
・アンケート機能の活用
日曜・月曜にWEBサイト限定で、チーズケーキを販売しているMr.CHEESECAKEの公式アカウントです。
新フレーバー情報や販売告知など自サイトへの誘引を図るツイートが基本で、投稿内容はカタめです。トーン&マナーを統一した写真展開で、ブランドの世界観が表現されています。
フォロワー数4.3万に対して、フォロー数は2。フォローバックはせず、関連ツイートには原則”いいね”のみで、リツイートはしないというスタンスをとっているようで、情報発信を重視した運用になっています。
ツイートのなかには、投票機能をつかったフレーバーのお好みアンケートも。使い方によっては、新商品開発や販売促進のヒントを得る場としても活用できそうです。
02. KURAND
👉 Point
・GIFや動画をつかったユニークな投稿
・商品(お酒)のアレンジメニュー紹介
・アクティブな返信/リツイート
ランダムでセレクトされたお酒が届く「酒ガチャ」などで人気を集める、お酒の通販サイト・KURANDの公式アカウント。
お酒をアイスにかけたり、フルーチェとまぜてみたり、手軽なおつまみをつくったり。GIFや動画をつかった、意外なお酒の楽しみ方レシピの投稿がおもしろいです。
ほかにも、徳利やお猪口などのグッズ紹介、金夜においしそうなお酒の写真を投稿することも。
フォロワー数は16.1万。商品写真や#KURANDタグつきの投稿を積極的に返信・リツイートしており、ファンづくりの場として、また接客感を再現する場として効果的に運用しています。
何よりお酒を楽しもうという雰囲気が伝わってくるアカウントです。
03. ぬま田海苔
👉 Point
・自社の海苔をつかったお店の探訪記
・自社製品にとどまらない海苔関連ツイート
・返信/引用リツイートで”顔の見える”接客
世界初の初摘み海苔専門店・ぬま田海苔。その4代目当主・沼田晶一朗さんご本人の個人アカウントとして情報を発信しています。
自社の海苔をつかっているお店の探訪・紹介がメイン。ですが、自社の海苔だけにとどまらず、さまざまなお店の海苔のレポート、海苔関連の記事紹介など、海苔への深い愛が感じられるツイートばかり。
購入者の投稿に対しては、返信・引用リツイートで購入者へ欠かさず御礼。
店主ご自身による”顔の見える”アカウント運用で、より深いコミュニケーション、接客体験の再現を実践していることが伺えます。DC2らしい運用ですね。
04. 日東紅茶
👉 Point
・トレンド、シーズンに関連づけたツイート
・自由度の高い投稿、投稿リアクション
・基本スタンスを定めたチーム体制での運用
ラストは、ティーバッグ紅茶でおなじみの日東紅茶による公式アカウントです。
昨今トレンドのキャンプに関連づけた投稿や、「〇〇の日」に関連づけたシーズン投稿、オリジナルで紅茶フローチャートをつくってみた(1.8万リツイート!!)など、ユニークなツイートが目立ちます。
運用は、「18名で構成しているライターチームと、ライターが作成したツイート内容のチェックを行うステアリングコミッティ4名」という体制。
また、「それぞれの個性をいかして自由にツイートを作成」「お客様と接するときと同様に、日東紅茶のエプロンをしているつもりで、というのが基本スタンス」というポリシーがあるそうです。
(Twitterビジネス:広告主様のTwitter活用事例より)
フォロワー数は2.3万、フォロー数は19。フォローバックはしていない大手企業アカウントではありますが、ラフなトーン&マナーで、”なかの人”が透けて見えるようなフレンドリーさがあります。
時には、ちょっとしたネタに反応するユルめなコミュニケーションも。「#にっとこ」というファンネームをつけて、コミュニティ感を演出しているのも特長的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いずれのアカウントでも、商品紹介にとどまらないアレンジメニューやレシピ紹介の投稿、接客感のあるコミュニケーション、ブランドの世界観・戦略に応じたトーン&マナーなど、さまざまな工夫があることが伺えました。
また実際に、投稿内容を考えるにあたっては、シーズンや旬にあわせたキーワードをまとめたTwitter公式のモーメントカレンダーも用意されているので、こちらを活かすのも手です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!この記事が、Twitter運用の参考になれば嬉しいです。
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