甘えることにも慣れが必要だった。
甘えることを知らなかった。
私はずっと「甘える」ことをしらなかった。
1歳半の頃には妹が生まれて、なぜだかわからないけど
「妹を守らないといけない」
「妹ができないことは全部自分がカバーしないといけない」と思い込み、
母親からも、甘えられたことがないと言われるぐらい
甘えられない子だった。
だから、人に甘える方法が、わからなかった。。
仕事で壊れて「甘える」を知る。
先週金曜日に仕事を休んでから5日たった。
今までのことをまとめるとこんな感じ。
3月中旬 はじめて上司にアラートを上げる。
・現在の業務が自分の適性に合っていないうえに業務範囲・業務量ともにキャパオーバーしていることを相談。
・いますぐ業務変更してほしいわけではないが、一番負担になっている業務の担当からは外してもらう方向で検討してほしいと伝えた。
4/6(木) 限界が来る。
・夕方急に思考停止してしまい動悸と涙が止まらない。
・とりあえずこの日は残務があるが退勤する旨を報告。
4/7(金) まだ無理。
・どうしても頭が動かないし涙が止まらないので、顧客会議への参加はもちろん、通常業務も難しい・・
・とりあえず午前休を申し出たが、昼になっても仕事できる気がせず、結局終日休む。
→上司が心配してチャットで連絡をくれ、少し話せないかと打診されたが、とても話せる状況じゃなかったのでお断りした。
とりあえず土日は仕事のこと忘れてゆっくり休むように言われる。
4/10(月) とりあえず仕事。
・土日ほんとうに仕事のこと忘れて休んで、涙は止まった。
・上司と話すのはきつかったが、感情を抑えて話せば泣かずに話せた。
・いったん色々業務を引き取ってもらえることになった。
・元部長(4月で異動になった)が心配して雑談に呼んでくれた。
→雑談のあと、直属の上司と話してくれたらしく、そのあと直属の上司から、一番負担になっている業務全般引きとる旨が連絡きた。
4/11(火) 一番負担の業務を上司に丸投げして作業に専念した日。
・こんなに楽になるとは・・
・でも、上司にここまでさせてしまった自分が悲しい。
迷惑をかけてしまって心が痛い・・
・でも正直めちゃくちゃ気が楽になった。
4/12(水) 今日。
・ここまで上司に甘えてもよいのかと気が引けつつ、上司はほかの仕事もあって大変だから無理だと思っていたことも、なんだか普通に進めてもらっている。
・なんだ、意外と大丈夫だったのか・・
いや、だいぶ迷惑をかけていることは多分間違いないけれど
迷惑かけたりかけられたり、助けたり助けられたり
そもそも、仕事ってそういう風にやっていくものだったのかもしれない。
いまここにきて思うこと。
はじめてアラートを上げようと思ったとき。はじめて限界がきたとき。
ほかの人に迷惑をかけてしまうことが本当につらくて
なかなかそこまでたどり着けなかったな、と今思う。
でも、限界がきて、人に助けてもらって、身も心も軽くなるのを感じた。
ちょっと経験しただけで、「迷惑をかけてつらい」という気持ちが
なくなっていっているのがわかる。
甘えることも、経験なんだ。慣れが必要なんだ。
分っているようでも体験しないと分らないもんだな~
心の在り方も、そうなんだなってことが
また、自分に落とし込まれました。
おわり。
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