好きな本の紹介をB5一枚にまとめてネップリに登録する
いい感じの“アウトプット”、してえなぁ……。
そんな身もふたもない欲望を抱えた2022年。ちょっとした思い付きから好きな作家の作品を(ほぼ)全点読める状態へ揃え、うっかり「全作品を順に読んでnoteに感想をアップする」という無謀な企画を始めてしまいました。まだ2冊しか書いてないです。
亀の歩みですが楽しくやっております。
しかしnoteでは長文で書けるのがいいところなのですが、もっと一発でインパクトのある……ビジュアル的な……Twitterで遠くまで届くような……そういうまとめも作ってアピールしたい。そしてそこから興味をもって、推しの本を読んで欲しい。
推しというのはこの場合内田百閒先生なわけですが(「推し」とか言ったら本人気に入らなさそうですね)、TPPのアレで延長した著作権保護期間中につき、青空文庫のリンクを送り付けて「これ読んで!」という策が使えません。いくら現在も流通している本が多く、古本でも入手しやすい作家といえども、買ったり図書館で借りたりの「最初の一歩」を踏み出させるきっかけがほしい。
というわけで、1冊につきB5判1枚に紹介をまとめてみました。
構成とレイアウトは固定して、最終的には溜まったらPDFとして配布。もし無事に全49冊分完走できたら、少部数で印刷製本したいな……という途方もない夢を見据えて、インデザインでデータを作っています。まだ全然使いこなせてない。一個わかると二個わからん。
デザイン素人がいろいろ本を参考にしたり試行錯誤しつつ、新聞ぽい感じで!とヒイヒイ言って、なんとか一応の形にしました。
出版の背景→本の全体紹介→3作ピックアップ→同時代作品紹介→現在の入手方法→ハシラのおまけ情報、という感じです。
今後本によってはこのレイアウトが使えないものもありそうですが、ひとまずこれでやっていきたい。
ネットプリントに登録する。
スマホだとまだ拡大できるのでいいのですが、PCブラウザからだと(Twitter画像など)字が小さくて見にくいため、期間限定ですがコンビニのネットプリントサービスを利用して、どなたでもプリント実費のみで紙に印刷できるようにしています。
コンビニによって印刷の濃さが違ったりする(今回はセブンは黒がぱっきり出て読みやすかった)のですが、これは各店舗の機種にもよりそう。
やはり紙に印刷するといいですね。うへへと気持ち悪く笑ってしまう。
そもそもこの企画自体、誰の要望があったわけでもない、一銭にもならない100パーセントの自己満足なわけですが、だからこそやっていて楽しいし、気楽でもあります。せっかくだからたくさんの人に見てもらいたいし、これがきっかけで本を読んでもらえたらさらに嬉しいけれど、もう出来上がった時点で楽しいわけです。オタクはいいね。
というわけで、もしよろしければ、noteの方はまた別の長文感想を書いているので、合わせてご覧ください。
もちろん本も!