見出し画像

【インフルエンサーへの道】始動①

 新しいことを何かしたい。

 こんな風に思うのは閉塞感を感じているからであろう。こんなご時世でなければ、身一つでふらっとボルダリング場に行ったり、見も知らぬ人たちにしれっと混ざってカラオケで一曲歌ったりといろいろできるのだが、今はそうもいかない。

 ネットで完結することをしよう。

 そこで私はインフルエンサーを目指すことにした。

 何の縁あってか、手元には過去にバズったツイートをまとめたデータベースがある。これを元に私もインフルえることはできないだろうかと考えたのだ。

 さっそくインフルエンサー用ツイッターアカウントを作ってみた。

 プロフィール写真はもちろん、私の顔写真である。そして上にいるのは飼い猫のミシちゃんである。というのはもちろん嘘。

 かといって他人の写真を使っているわけではない。これはAIが作ったどこにも存在しない人である。そういうサイトがあるのだ。個人レベルの利用は自由らしいので使わせてもらった。ちなみに猫も同様に存在しない。

 名前は適当に。そしてインフルエンサービジネスをしている人たちは「@○○」と名前の後ろに何か付けているイメージがあるのでとりあえず「100万人インフルエンサー」とした。

 次にフォロワーを増やさないといけない。しかし、その前に自分がフォローしなければ。ナチュラルインフルエンサーであれば何もしなくてもフォロワーは増えていくだろうが、インフルエンサーもどきなのだ。こちらからフォローしなければ。

 ホリエモン、ヒカキン、マエザワ社長といったナチュラルインフルエンサーをフォローした。そして「インフルエンサー」で検索して出た人たちを適当にフォローしていった。とりあえず20人ほど。確か一度にたくさんフォローすると規制されてしまうはずだ。気を付けよう。

 そして、ツイートする。中身のないことをそれっぽくツイートしてインフルエンサーになれるかという実験である。

 さっそくツイートをした。

 どれも意味不明である。バズったツイートには、ナチュラルにバズったツイートと、バズることを目的として作られたツイートがある。

 後者の場合、いくつか特徴がある。「朗報です」「何度も言います」といった目を引く冒頭。そして①○○、②○○といった羅列。そして、一般的に言われていることをちょっと覆したり見方を変えたりといった内容。

 特徴はまだまだあるが、今回はこれらを採用。上記3つにはそれらの特徴を入れている。

 次の日のツイートも予約投稿しておいた。時間は「6時半」「11時半」「19時半」に設定。

 とりあえず今日はここまで。

 ちなみに、今回作ったアカウントはこちら⇩

 ガマゴオリそら@100万人インフルエンサー

次⇩



この記事が参加している募集

つくってみた

やってみた

爪に火を灯すような生活をしております。いよいよ毛に火を灯さなくてはいけないかもしれません。いえ、先祖代々フサの家系ではあるのですが……。え? 私めにサポートいただけるんで? 「瓜に爪あり爪に爪なし」とはこのことですね!