男のケジメ

昨晩の土砂降りだけでは物足りなかったようで、今日の昼頃から空は大荒れ。
あんなに見事な雷鳴は久々に聞いた。

今日、会社の先輩が結婚式を挙げた。
職場からは店長が代表として参列しスピーチも務めたそうだ。

世間では【結婚は男のケジメ】という履き違えた使命感は未だに健在だそうで、残念ながら今回の結婚はその類のものだった。
同棲生活が長かったようで、いつも彼女への不平不満ばかり漏らしていた彼が結婚に踏み切ったのは2019年5月1日、所謂 “令和婚”だ。

同僚は皆 「は?」 と言った反応で祝福の言葉を躊躇うほど、彼は憂鬱そうに結婚報告をした。
幸せ呆けがまだまだ抜けない僕には到底理解ができなかったため、後日彼に聞いてみた。

僕「なんで急に結婚しようと思ったんですか」

彼「そろそろしないといけないでしょ。色々あるんだ」

とのこと。
結局彼は結婚後もずっと不平不満ばかりで、
「入籍は失敗だった」
「家に帰りたくない」
「楽しいことなんか一切ない」

、、何やってんだか。
幸せになりたくないのか?
僕は結婚すれば幸せになる、なんて一切思っていない。
結婚して幸せになれる人だけが結婚すれば良い。
一緒にいて幸せを感じれる相手がいるなら結婚すれば良い。
何故自ら不幸になりに行くのか、僕には理解できない。

結婚式前日に「披露宴なんかさっさと終わって欲しい」とスピーチを頼んでいる店長に向かって言える彼の無神経さには呆気にとられた。
その無神経さがあるなら『ごめん、やっぱり君と結婚したくない』と言えなかったのか不思議で仕方ない。
ケジメで結婚される女性も気の毒だ。

何がともあれ、結婚してしまった以上はこれからを幸せにする努力をすべきだ。
あの雷鳴の中でどんな披露宴が開かれていたのか?
因みに、僕らの結婚式は驚くほどの晴天に満開の桜。

神様はちゃんと見ているようだ。

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平成3年生まれ。変態音楽とカルト映画をこよなく愛する偏物。実態は平穏な毎日を求めるクリスチャン。 現在3つ年下の妻と新婚中。
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