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父の最期の1か月の記録3 (備忘録1)

~~これは2020年12月20日に私が別ブログに記したものの転記です。~~

父についての備忘録です

父はあと数日くらいの命と思われます。
昨日また熊本に来ました。1週間ぶりくらいに父に会うと、こんなに痩せても生きられるんだというくらいに、痩せていました。

身の置き所がない衰弱と苦しさの中、頭はしっかりしているので、余計にかわいそうです。私は1日も早く神様のもとにいけるように祈り始めています。でも命のことは神様が決めることですね。

今日は日曜日。午前中、礼拝の代わりに父の面会に行きました。聞き取りにくい声でしたが、父は「しっかりしたい」と言いました。そして私の名前を呼んで私の手を握って「しっかりしとる」と言いました。「うん、私はしっかりしとるから(本当はしっかりしてないけど)、安心して。全部任せて」と言いました。父は頷きました。

そして、手や足をさすりながら、「きよしこのよる」と「いつくしみふかき」をハミングすると、父が「簡単な礼拝」と言いました。「そうよ、お父さん、今本当は礼拝の時間なのよ。みんなが礼拝してるの見える?」って聞くと、うん、とうなずきました。

父は半分夢を見ていたのかもしれません。でも、その後、自分の預金通帳の残高の話とか、結構しっかり頭も使ってました(笑)。

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