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できるだけ菜食にしているわけ

上の写真は我が家のベランダにある若いリンゴの木です。我が家にはリンゴだけで5本の小さな木があります。他にレモン、柚子、夏みかん、枇杷、クワ、巨峰などの木々が、狭いベランダに所狭しと、、そうなったわけをお話しします。

私は乳がんになってから、食事と癌の関わりなどを調べました。

だって昔は少なかった日本人の乳がん患者数が欧米並みに増え、私が発病した時でも16人に1人と言われてましたが、ここ最近では12人に1人とか11人に1人とか言われるようになってて、食事の欧米化と関係ないわけない!と思ったからです。

調べているうちに、牛や豚や鶏たちの無残な殺され方を知りました。殺されてからみんな首を切られて逆さに吊るされて流作業で捌かれていきます。それだけでも想像するだけで辛い(YouTubeで探せば見れますし、見ちゃったけど、、、)けど、私など熊本育ちで、どれだけ馬刺しを食べてきたかしれません。首を切るって、お馬さんは長い首のどこら辺を切られるんだろう、とふと思って想像して苦しくなってしまいそうになり、自分の頭の中を制止しました。

他に知ったことは、牛って寿命が2、30年あるらしいですが、乳牛は母乳を出すために人工受精で妊娠を繰り返させられ、生まれた仔牛とはすぐに引き離され(この時、悲しそうに鳴く母牛の声といったら、、、)、本来は仔牛の成長のための母乳を搾り取られて、5歳くらいでクタクタになって牛乳を生産できなくなると、お払い箱になり安価な牛肉となってスーパーに並ぶ、ということ。乳牛だけじゃなく肉牛だってきっと美味しい若いうちに殺されてるんだと思う。

人間の寿命が今や100年とも言われる時代に、私は44で乳がんになって、死と背中合わせになりました。まだ生きられる年齢なのに、死を突きつけられてみて、私は今まで動物が好きなつもりでいたけど、牛や豚や鶏や馬を、その寿命のずっとずっと手前で殺して食べていた、彼らの命を奪っていたことに気付きました。私が「まだ道半ばなのに死にたくない!」と思っているように、彼らも思ったでしょう。牛は殺される前に涙をいっぱいためると聞きます。でも、抵抗すらできないシステムで殺されて吊るされて皮を剥がれお腹を引き裂かれた。

ヴィーガンという厳格な生き方はまだできていないのが現状です。私が動物たちに感情移入してしまったことを、健康な夫と息子は全く理解できないため、彼らには肉や魚を出すこともあるし、魚と卵くらいは少し食べることもあります。

動物性の食べ物は確かに癌と関係もあるようですが、私ができるだけ菜食にしているのは、それ以前に、平均寿命のずっと手前で命を奪われる辛さを家畜たちの運命と重ねたことが1番の理由です。

癌と動物性食品の関係、もっと学問的に体系立てて別記事で紹介できるようにしたいと思います。気になる方は、東城百合子著『自然療法』を、まずはお読みになってみてください。肉を食べない方が健康になれること、植物の様々なパワーが書かれています。

私は、植物パワーに魅せられ、食べた果物や野菜の種を狭いベランダのプランターに埋めることが趣味となってしまい、ベランダがジャングルのようになってて、隣の住人に多分嫌がられてるので、そろそろこの趣味を辞めなきゃと思ってるところです。汗。

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