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父の最期の1か月の記録2(入院)

父は2020年12月8日に入院しました。
最期まで面倒をみますと約束してくれた病院です。手術した病院ではなく、以前からかかりつけだった地域の中堅どころの病院です。
ガン末期の患者を診てくれるとは知りませんでしたが、
麻薬系の貼り薬なども処方してくれることから、
おそらく何人もそういう患者さんを診てきたのでしょう。
慣れた病院がいいから父の選択に任せました。

すでに訪問看護ステーションから週に2回訪問を受け始めていて、
介助を受けながらの入浴も2回くらいしていましたが、
全く食事を受け付けなくなり、父にとってはそれがショックだったみたいで、「今朝はもう一口も食べられない。状態は非常に悪くあと1日か2日かだろう。秒読みに入った。」などど電話がありました。

混乱していて、どうしたらいいかわからない、というので、
私が東京から父が通院している病院に電話をして、看護師さんと相談し、
ちょうどその日は訪問看護の日だったので、訪問看護師さんに病院に連れてきてもらいそのまま入院という形になりました。遠隔操作で父の入院が可能になるとは驚きでした(笑)

その時も歩くのはやっとで、福祉タクシーに座った状態で病院に行ったようですが、今現在ではもう全く足が立ちません。上体を起こすとかなり消耗するようで、実質寝たきりです。

入院するときには、タイミングよく個室も空いて、とても喜んでいました。
家での療養は気が張り詰めていたのでしょう。
「残り少ない命、病院でゆっくりしたい!」と入院直前には電話をくれました。

ところが入院してみると、思ったようにケアしてもらえないことに不満だらけ。。
看護師さんも少ない人数でかなりの患者さんを診ているのだから、仕方ないのに、もうわがままばかりです。。
そして先週の金曜には「家に帰りたい。」と言い出しました。

要介護の区分変更をして要介護3か4にすれば、介護保険のサービスがもっとたくさん使えて、一日に何度かおむつ替えなどにヘルパーさんや看護師さんが来てくれることも可能ではあるようですが。。
家で急に具合が悪くなったときに、病院のように緊急で診てもらえないので、一緒に暮らしている連れ合いさん(80代)も不安そうです。

退院させてもらえるかわからないよ、とやんわり言いましたが、
「させてもらえるに決まってる。そんなのは患者の自由だ」と。。
なんでこんなにわがままなのか。

今朝はケアマネさんに電話して相談してみました。
現在病院のソーシャルワーカーさんからの連絡待ちです。
父に平安がありますように。
少しでも感謝の気持ちみたいなの、心に持ってほしいものです

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