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真庭市訪問で学んだこと(SPECデベコース)

はじめに

こんにちは!Ryoです!(26卒関大生)

SPECで地域の賑わいづくりのフィールドサーベイに参加する形で、
5/27(月)28(火)に、岡山県の真庭市に訪問しました!

真庭市といえばの一枚。林業軸の循環型社会を目指しているまち

【参加目的】

・地域性を活かしたまちづくり事例の現場を学びたい

訪問前の私の真庭市に対する3つの認識

①アクセス性が低い
②人手不足に悩んでいる
③環境に力を入れているまち

この認識から、実際に行くことで現場の理解を深めようと思いました。

・まちづくり
・地域課題
・エネルギー(バイオマス)
・真庭市
地方創生SDGs・「環境未来都市」構想・広域連携SDGsモデル事業

にご興味ある方、ぜひ一読ください!


岡山県真庭市ってどこ?(位置について)

真庭市は、岡山県の北部、中国山地の右端、中山間地にあります。

出典:真庭市公式HP

今回、真庭市役所がある久世(くせ)エリアを中心に訪問しました。
人はまばらですが、落ち着いた雰囲気のある駅前周辺でした。

株式会社サティスファクトリーの斉藤常務(左)、辻学長(真ん中)、私

【ご参考】斉藤さんは、こちらでインタビューさせて頂いています。


こんな水路も。好きな場

5/27の行程

11:30【真庭市役所訪問】と平澤さん

産業観光部産業政策課の平澤さんと情報交換を行い、地方の課題について、お話を伺いました。

なお平澤さんは電通から、縁もない真庭市の職員へと転職した方でした。

平澤さんのように、地域の仕組みづくりに対して強い思いを持っている人と実際にお話しの機会を得たことで、都心と地方が共存し合える良好な関係が将来に期待が高まりました。

14:30【真庭バイオマス集積基地 第2工場 訪問】

次に、木材事業協同組合を訪ねました。

地域性を活かしたまちづくりに興味ある中、林業がまちにどう貢献しているのか、エネルギー循環の仕組みはどうなのかの知的好奇心がありました。

ここでは、木材を近隣地域から収集し、集めた木材を細かく粉砕し、ウッドチップに変化させています。

木材を処理する音も伝えたいが、伝えられない(^^;
積み上げられた木材!大きい!


木材チップに!


全国どこからでも木材を集めているとのことです。ここで作られた木材チップは、発電所に運ばれ、主にバイオマス発電の原料となります。

15:30【真庭あぐりガーデン訪問】

HPより引用
エントランス

こちらでは、とある事業者が真庭市の特産品の販売店を設けています。

子どもたちが遊ぶ場所もある施設した。

(私は、山サイダー(柚子味)を飲みました!すっきりとした飲み口で美味しかったです!)

ゴミを活用したメタン発酵プラントの熱源活用の仕組みも、参考になりました。

5/28の行程

9:00【真庭市役所訪問(再)】

最終の意見交換を実施。10時半に神戸に戻る帰路につきました。
帰りは、とんでもない豪雨の中の移動となり、思い出深い2日間でした。

平澤さんの印象的だったコメント5選

①人と自然って、良い関係ではなくなってきているよね
②50年かけて育ててきた木を、テーブルに加工したはいいものの、3年で廃棄する
③安さファースト。輸送コストから生じる二酸化炭素や、日本の農家を助けるためにも、国産の野菜が良いと分かってはいても、安い外国産のものを選んでしまう
④自然が持つ力を活用し、地産地消のように、地域の中で循環させる仕組みづくりをしたい
⑤しかし、まだまだできていない

印象に残ったコメント

林業とその循環の仕組みが構築されている真庭市ですが、平澤さんは、まだまだとのこと。社会人が見据えている世界は、学生の私の遥か先なんだと感じたフィールドサーベイでした…

真庭市訪問を終えて、認識の変化

いかがでしたでしょうか!

訪問前に感じていたイメージが、訪問を終えてどのように変化したのかについて述べていきます。

①アクセス性が低い

やはり遠い(笑)。神戸から車で約2時間半ほど。
とんでもなく行きにくい場所ではないですが、アクセス性はやはりデメリットと思いました。

興味があっても交通費で、大変な出費になります(SPECでは無償で行けたので助かった)。

自然環境は豊かなので、アクセス性の低さを覆すほどの魅力を見出すことが出来ればと思いました。

②人手不足に悩んでいる

訪問前は、人が少ないと地域課題は解決できないと考えていました。

しかし、人を増やすことは必ずしも優先事項ではないことを実感しました。

人が少ない中、地方経済は回っています。

地方の特性を活用し、住みやすく、活気のある街にすることが重要であり、人口減少を抑えることが出来るかどうかは、その次なのだと思うようになりました。

③環境に力を入れている

真庭市の林業を活用したまちづくりのモデルは、先進的かつ効果的な取り組みで、太田市長の元でスピード感持って生まれているのだと思います。

施設の電力をバイオマスエネルギーで補っている!

林業が盛んな真庭市。
まさに地域性を活かした、真庭市ならではの取り組みです!

・地域性を活かしたまちづくりの現状
・実際に地方・現場を訪れると気づきを得られる
・地域での人材交流は、ゆくゆくの素敵なご縁に進化する!?

などの可能性が伝わればうれしいです!

ご覧いただいた皆様へ

ぜひ、自分の興味に応じ、アクションを起こしてみてください!

学生時代から社会での実践的な実力を獲得できる場を求める方は、
その選択肢の一つでSPECがあります。

ステキなご縁となれば嬉しいですし、お気軽に参加ください。
26卒生(私)、27・28卒生も興味ある方はお待ちしています!!

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【新入生募集(25卒、26卒、27卒)】
SPECは、PBL型の選抜コミュニティです。
世の中の景色を変えていく熱量の高い仲間を募集しています。
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※就活は通過点という意識の方が対象です

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この記事を書いた人
Ryo

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