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学び舎の新たな分水嶺を設けてみた(共育モデルの拡充)後編③/3

TSUKURUがプロデュースする新型選抜コミュニティSPECの紹介note【後編】です。

【前編】SPECが誕生した背景やTwitte運用の試行錯誤などを紹介

【中編】分析、実績を生むための基盤についての情報開示

まだお読みでない方は、上記からチェックしてみてください。

後編では、いよいよSPECのプログラムやタイトルにもあるSPECを「分水嶺」とする考える仮説を説明していきます。毎日アップデートされる『場』の話しです。

SPECにご興味をお持ち頂けた方は、お時間許す際に一読ください!


SPECのプログラム

プログラムの中身は、主に以下の5つです。

①実践型講義(参加資格はフリー、会員でなくても学びたい方には意欲に応じてご対応)
②メンタリング(会員限定、30分/週を基本、希望制)
③交流会(会員限定、任意;3回/月程度、23年11月より新設)
④ビジネスコンテストへの参戦(会員かつ希望者のみ、元TSUKURU合宿※)
⑤その他、メンバー好奇心に沿う内容

任意のタイミングで新しい活動が生み出せる、型にはまらない形式をとっています。

※TSUKURU合宿

また、この5つを組み合わせた企画を行うこともあります。

④は、実践型学習でないけど、ビジコンに参加したいというSPEC生がいたのでやってみたらグランプリを頂きました(ダントツだったと言ってたが、ほんとかな・・・)。TSUKURU合宿の方が難易度高かったと思うww

ビジコンも継続してやりたいとのことで、23年11月からプログラムに任意PJとして、組み込むことにしました。

半年に一つ新しい仕組みが生まれるスケジュール感で進んでいます。

どれも一定の参加条件を定めていますが、その方のマインドありきです。
小さな約束事(これも成果としている)に対するコミットメントの大半を占めています。

知識やスキルなどは、一切問いません。

なぜそれだけでいいのか。

情報提供者がエッセンスを伝え、そこを中心に学びや遊びを『重ねられれば』、ヒトは必ず魅力的に成長するからです。

過去実践を重ねてきて、極めて蓋然性の高い現象として捉えています。

伝授されたエッセンスを素直に汲み取り、学びや遊びを重ねるのに必須なのが「各々のマインド」であるため、参加においてマインドの条件だけは必要不可欠です。

問題点がある

「情報提供するヒトの質」と「情報提供を受けるヒトの質」のミスマッチ

まず大前提に、SPECのプログラムはどれも情報提供するヒトの質にこだわって設計されています。

しかし、情報提供するヒトの質が良いからと言って、情報提供を受けるヒト全員に100%マッチするとは限りません。この点を解消すべく適切なマッチングを行うのが、SPECの中の人の仕事です。

ちなみに、EQとIQどちらが高い方がいいかと言われたら、EQの高い方とのご縁を優先します。

現在のメンバーは双方のバランスの取れた方のみで安定しつつあります。そのメンバーで構成されるコミュニティは、

居心地のいい・心理的な安全性も担保されていく「場」

になっていると思ってます。ここまでくるのに3年かかっているので、また3年後を見据えた活動になります。

新たな分水嶺があるといいな、という仮説

現代のレールへの理解

現代社会における「人生のレール」とはどのようなものでしょうか。

ずばり、

いい大学に入り、いい企業に入る。

これが大前提。変わらない普遍的なベースの価値観です。

しかし、

①いい大学に入る
②いい企業に入る

と分割してみると必ずしも、うまく進まないことが多いと思います。

諦める、受け入れるをすればいいのですが、固執する人も多くいて争いが起きます。

このnoteをここまで読んでくださっている皆様なら、この意見に大きな違和感を抱くことはないと思います。

SPECの見立てでは、難易度は①<②です。

さらに、いい企業に入ったとしても、そこから何をするか・できるかの難易度が、もう一段高いと思っています。

となると、前編でお話した『社会に対する課題意識』

・いまの教育システムには目の前で目一杯。余裕がない(アカデミアと民間企業、お互いの立場が社会に向き切らない/牽制が効きすぎている!?)

・学生の社会参加(企業やインターン、起業)がある時代に進化したが、それは本当に学生にとって有用なものになっているか

・企業が目標となる人材、会いたい人材と出会える可能性は未だに低い

前編より「SPECが考える、社会に対する課題意識」

これらの解決策を生み出す適切な「場」が必要不可欠という結論になると考えました。

投資の考え方

ここで『資本』を『投じる』ことを一度、考えてみたいと思います。以上のような課題がある社会で、わたしたちは自分のために、何に対して投資をしていけばいいのでしょうか。

個の『資本』とは、体、時間、欲望です。

欲望についてのバラエティが多いのが現代の面白さで、

「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」が均衡して価値として存在しています。

その中でも、どうも「カネ」が個の資本全体を支配する要素として強いようです。

なぜでしょうか、皆さんも一緒に考えて欲しいです。

お金を使った投資について

「カネ」を使った投資の代表的なものとして、誰かの何かを便利にするためのコモディティの消費があると思います。一番身近なのは、食欲に対しての食事代ですね。むしろ安いことが当たり前。低位安定していることが何よりも大事。この価値観を守りたい人が多い。ですが実体としては、それが社会を苦しくしているようにも見える。

現代日本はこの食欲が満たされていると定義させてください(色々とそうでない環境もあることは理解していますが、整理してお伝えするのをここでは割愛できればと思っています。ご容赦ください)。

なお、食欲を満たすことに不安が生まれると、そうした不安や現実(空腹が起因)から社会が荒れるのですが『それはない』と前提を置きます。。

食欲が満たされると、次に何の欲望があるのか。

実は「欲望」って睡眠欲や性欲・排泄欲があって、そこから

「自己承認」、「自己実現」に欲望が移行していく。

詳しくは、マズローの欲求5段階説をご参照ください。

高い階層にある「自己承認」「自己実現」については

【自己承認】
 現代の学生は、とても飢えている(以上に増えている?)
【自己実現】
 どの時代も諦めないでやり切る人はマイノリティだ

という現状があると思っています。

このあたりに、新たな分水嶺となる投資のポイントがあると思っています。

SPECでは、「教育」の世界で、学生が自分に投資できる「分水嶺」を新たに設けると一番社会インパクトが大きくなるのでないかと考えています。

だって、今後の未来を担う学生が、自分への投資によって飢えている欲求を満たして生き生きしてきたら、確実に未来は変わっていくと思うから。

あと、未来云々の前に、単純にヒトが本気で笑顔になっているのを見ることって楽しくないですか?

私は、ヒトの可能性にかけることが、一番面白いと思っています。自分の生活をかけても、取り組む価値があると思っています。

だって、現代日本では死なない程度の食欲は満たせるから。

時間の投資について

最後に言及しておきたいのが、現代の最大の価値ポイントと思っている「時間」についてです。

多くの方がこれまでに時間を投資したであろう「入試」を例に考えてみましょう。入試への時間投資は一定の成功確率を上げることはできます。

しかし答えのないビジネスの視点から見ると、このような投資はほぼ不要…親のエゴと位置付けてもいいのかなと思っています。

ただ、かくいう私も、子供が塾に行っており、その他も様々な「入試」に対する投資をしています。子供も大学まで行くのだろうなと思っています

本音を言うと、子供には、中学を出たあとは苦労をして事業をつくってほしい。社会に役に立つことに本気でチャレンジしてほしい

苦しいことを何度も何度も諦めないで済むくらい「好きなこと」を見つけて、チャレンジをし続けてほしいな。と思っています。

そのための時間投資であれば、いくらでもしていいと思っています。

皆さんは、何に対して自分の時間を投資しますか?

『場』選びにこだわっていますか?

自分の人生の時間の一部を「SPECでの学び・遊び」に投資してみたい。
そう思う方と一緒に、今後もコミュニティを創っていけたらと思います。

想いに共感して頂けたら、是非X(旧Twitter)でお気軽にフォロー&DMでもください。

カネに追われず、多くの人がダラダラと社会にいいことを続けて欲しい。

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【新型選抜コミュニティSPEC】

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この記事を書いた人は
辻吉彦

TSUKURU株式会社 代表
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