お笑い好きの私がM-1の意義を考える~2023年決勝、さや香”見せ算”から紐解くM-1の意義の多様化~
こんにちは!SPEC生のHARUです。
はや、新年も1カ月経過しました。皆さんの年末年始はいかがでしたか?
はじめに
早速本題に入ります。
M1の優勝者の気になるコメント(と私の想像)を書きだしてみます!
私の好きな芸人さんにとって、1,000万円は軽くなっているのか!?
1,000万円という基準は何か意味があるのか。
私も含め、就活生によく出る「年収1,000万円」のあこがれと同じ数字。
そんなよもやま話しから、スタートします。
最近の私
自称お笑い好きの私。
最近ようやくTVerでオールザッツ漫才を見終わりました。
オールザッツ漫才とは、1分間のネタバトルをする5時間近くの生放送番組なのですが今回私に、とある仮説
M-1の価値って「優勝」が目的だけでなく、その価値自体が多様化してきているんじゃないか?
が舞い降りてきました。この仮説をくれたのは、さや香。
決勝でからあげネタをしていたことからでした!
なお優勝は、セルライトスパでした!
そして、さや香は、2021年のM-1の敗者復活戦でもからあげネタをしており、ものすごい空気になっていたのを思い出しました(笑)
さや香は2003年M1の最終決戦で使ったネタ『見せ算』
見せ算の選択が、話題になりました。
せやねん視聴者としては、
「さや香が優勝してくれたら嬉しいなあ」とは思っていましたが、
一方当人たちは、優勝できない可能性を理解しながらも、M1決勝のために本気で準備したネタをやり切ったわけです。
格好良いですよね!
今回の仮説の道筋
私は、ここに考察のポイントがあると思いました。
・優勝だけが目的でM1に出場するコンビと、さや香のスタンスの違い
・相対評価の競争社会で、自分たちのやりたいことをやり切る姿勢(ネタによっては勝てたのかも?時の運もあるのか、、、)
・令和ロマンという、ニュースターが誕生した瞬間をどう思うのか
そうした中から、今回の仮説
M-1の価値って「優勝」だけが目的でなく、その価値自体が多様化してきているんじゃないか?
に想い至りました。
M-1の意義ってなに?
M-1設立当初(2001年)の話し。
コンビ結成から10年以内に3回戦にもいけないようでは芸人として厳しい
というふるいにかける意味合いがあったそうです。
なので、何としても結果を残してテレビで売れないと!と多くの人が思っていたかもしれません。
しかし、現代では
・劇場や営業
・YouTube
・各種SNS
といった多くの媒体があります。
芸人は、身一つ、自分の行動力で表現する場を獲得することができます。
当然芸人以外の方も、当然ここには参入してきます。
そうした芸人業のトレンドとしては、
・芸人総数は増加傾向(今後も維持されると推察)
・バイト期間の短期化
・練習時間・技術向上の可能性アップ
・さらなる競争激化!?
があり、芸を磨くそれ一本で生計を立てやすくなっています。
一方で、インテリ化も進んでおり、
・笑いをつくる業としての方向性と可能性
・芸人のバイト時間の減少による実のあるコンテンツが減少する可能性
・ゆくゆくは副業で生計が立ち始めると、テレビに出なくなる可能性(講演会や執筆、不動産投資など)
そんな芸能の世界の変化をうけ、
・M-1優勝しないと生計立てられない!
・アルバイト辞められない!
・借金返せない!
から、
・テレビに映ることが重要!
・いかにインパクトを残せるかだ!
・自分たちの漫才を披露したい!
といったように
ある種、今後の生活がかかった必死さから、
コンビそれぞれがM-1における獲得目標を設定できるようになった
のではないでしょうか。
1000万という数値が変わらないはなぜ?
冒頭にご紹介の井口さんのM-1は、
他の賞レースよりも難易度が高い(年々出場者数が増加中)のに、賞金が同じなのは腑に落ちない
という意味だと解釈しました。
しかし、さや香のように
「決勝で自分たちのネタを披露することに意味がある」
というようにM-1の決勝に出るだけで充分コンビの広告効果は得られると読み取ることができます。
参加者数が増えているということは、
M-1の注目度が高くテレビのCM価値も上がっている
と考えられるため、賞金をあげることは可能そうですが、賞金額が変わらないのはあくまで
”1000万”(優勝したら手に入る夢の大金)という象徴的な数値
として掲げられているのではないでしょうか。
さてさて、ここからの仮説思考も一緒に楽しみませんか!?
SPECでは議論好きな仲間と、自分の興味のある題材や身近なネタでもディスカッションができるので、楽しみながら仮説思考、デザイン思考、論理的思考、構造化する力が鍛えられます!
少し脱線しましたが、
いまやM-1って、芸人にとってもテレビコンテンツとしても奥深いなあ。。
そんなことを思う私の独り言でした。いかがでしたか。
もうええわ!
お付き合いをありがとうございました。
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