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TSUKURU SDGs NIGHT スタート 第1回~フードロス~

6月も早1週間が過ぎました。いかがお過ごしでしょうか?
色々と疲れが出てきやすい時期、体調管理しっかりしたいですね~

さて、TSUKURUでは今月3日(水)から「SDGs NIGHT」始めました!!
毎週水曜の夜は、TSUKURU SDGs NIGHTの日だ」と覚えて頂けるよう、事務局運営を頑張りたいと思っています^^

6月3日に開催された記念すべき第1回、「フードロス」をテーマに、

ゲストに兵庫県芦屋市でバー「Bar芦屋日記」を営むバーテンダーの草野智和さんをお招きしました。

冒頭TSUKURU辻から、今回のフードロスの現況について説明があり、その後トークセッションへ。

◆エシカルカクテル、最良の時間の演出方法って!?
 ・シンガポールの事例?福岡のバーテンダーの事例
 ・世界のトップバーテンダーの評価には、ソーシャルが必ず入っている
 ・バーが、改めて文化の創出拠点に!?

「サステイナブルはかっこいい」

エシカルなカクテルを提供することで、多くの人となにかを共有したいという草野さん。
「まだまだ認知度が低いSDGsをかっこよく伝えていくには?!」
「かっこよさの秘訣とは!?」

ご参加者の中で、『明日を変える!?』、なにかに迫る時間となりました。

1.バーとサステイナブルとの深ーーい関係

その1.
1日に出るごみの量100g以下!!シンガポールのサステイナブルなバー

シンガポールのとあるバーでは、
果物の皮を乾燥させてカクテルのデコレーションに使い、すべて食べられるようにする取り組みがなされているそうです。

廃棄物が出ないだけでなく、食べられる、他にはないめずらしさがある
といったことからお客さんを惹きつけています。
それにしても1日のゴミの量がたったの100 g以下とは驚きですね…!

ちなみに日本では、1日当たり一人だけで約130 gのフードロスが発生しています。

その2.
バーテンダーコンペティションの審査基準にサステナビリティが含まれている

「WORLD CLASS COMPETITION」はキリン・ディアジオ株式会社が主催する世界最大級のバーテンダーコンペティション
ここでは、カクテルのサステイナブル性も審査基準に入っており、要件を満たしていないカクテルはまず勝てないのだそう。

コンペに出すオリジナルカクテルの
サステイナブル性についてプレゼンで話す必要があるというのです。

ちなみにこのコンペは2009年から毎年開催されており、複数回チャンピオンを出してるのは日本だけだそうです!なんか嬉しい😆

バーとサステイナブルには、いろいろな関係があったのですね~

2.「サステイナブル=かっこいい」となっていくプロセスとは??

タイではサステイナブルが日本より浸透していて、プラスチック製品なんて使っていたら論外!という街があり
その背景として、サステイナブルへの意識が高いヨーロッパのセレブたちが多く訪れることで、現地の商売人の意識・行動が変わっていったということがあるそうです。

一方、世界の中でもサステイナブルの浸透はまだまだ遅れている日本。
「日本は中の経済で回ることが多く、何事も従来にとらわれる傾向にあるのではないか」と草野さん。
「自分のような個人の経営者が個からサステイナブルに取り組むことで、国民が目を向けるきっかけにできないか?」「バーテンダーから何か伝えられないか?」

その答えとして草野さんは、
・「かっこいい」と思われるサステイナブルな作品をつくり、
・バーでお客さんに「かっこいい」「おいしい」と自分の作品を飲んでもらい
・一人一人の生活の中でサステイナブルが身近なものになっていく
のではないか

と考え、新たな作品づくりに日々挑戦されています。

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写真:草野さんが生み出したエシカルカクテルのひとつ、
日本茶カクテル(出典-1)

3.バーが、改めて文化の創出拠点に!?

草野さんがバーを営む兵庫県芦屋市は、日本で唯一、「国際文化住宅都市」として認定されている街です。

高級感漂うセレブの街として知られる芦屋ですが
サステイナブルな未来に向けた行動をとらないと本物のセレブとはいえない!芦屋が先進的にサステイナブルに取り組むことで、一般の方にサステイナブル、SDGs、エシカルといったことに関心を持ってもらうきっかけをつくりたい!

と仰る草野さん。

こうした想いから、「エシカルバー」という新たな文化が芦屋から生まれる日もそう遠くないかもしれませんね。

4.今日が、『芦屋のエシカルバー(場)』の始まり!?

後半はSDGsの「広め方」について議論が拡がりました。
参加された大手企業の方からは
「一つ一つのもの、そして食べる場を大切にしていくことがこれからのサステナブルに必要だと考えるが、今の日本の大手企業は大量生産とフードチェーンの仕組みにとらわれており、弊害がある」
という意見もありました。

組織での経営でなく、個人事業としてのバーだからこその強みとして、
「個から広める場となれる」ということがみえてきました。

「SDGsの課題はひとつのきっかけであり、そのきっかけから課題解決の道が四方八方に広がり、つながっていく」「個から始まり、伝えられていく」
芦屋日記はそんなきっかけづくりの場となっていくのではないでしょうか。

参加者の皆様からは、次々にまずは、飲みに行きます宣言が、、、(笑)
草野さんの「かっこよさ」は、早速、この場に居合わせた人々を惹きつけていました。

「明日から動く!!」という代表辻の言葉でお開きに。

SDGs NIGHTは今後も様々なテーマで開催していく予定です!
これからも、お愉しみにして頂ければ幸いです。

[出典-1]:Bar芦屋日記・草野さんのブログ『今夜、すべてのBarで。』


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この記事を書いたのは
yuri

草野さんのカクテル飲みたい…
20代前半女子

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