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階段がいっぱいある家 #夢日記
住み慣れた家に名残惜しさも感じながら、引っ越すことになった。
引越した後、家自体すごく大きくなったが、前の住み慣れた家の方が好きだ。すでに、次の住人が住んでいるが、時々前の家を観に行ってしまう。
引っ越した家はとても広く、大きな和室のような空間が家の真ん中あたりにあった。かなりの数の階段があり、通ったことのない階段や行ったことがない部屋もあった。ちょっとワクワクしながらも、少し怖さを感じ
高瀬川とバー
木屋町に流れる高瀬川を背負いながら、煙草に火をつけようとしたが、思ったよう火がつかない。近くの居酒屋でうるさくさわぐ人間の声に耳をふさぎ、二十分はたっただろうか。川の奥からようやく待ち人がやってきた。現実を静かに呪いながら思わず目を逸らし、1本も吸わなかった煙草を昨日買ったばかりのシャツのポケットにしまいこんだ。
千龍平「高瀬川とバー」より
替え玉
月とともに今日が明日へ逃げていく。始発電車が来れば、今後いっしょにここへ来ることはないだろう。少し不機嫌そうな可愛い横顔をながめながら、ぬるくなったらーめんのスープに、替え玉を注文した。具もなく味気なかったが、できるだけゆっくり食べ続けた。
千龍平「京都未明月」より