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学ぶことは生きること『お金に困らない人が学んでいること』岡崎かつひろ著

新型ウィルスの流行によって、さまざまな情報が行き来しましたよね。前例がないから、何を信じたらよいのかわからないといった状態に、誰しもなったのではないかと思います。生活も仕事のスタイルも、以前のように戻りつつもありますが、歴史が変わる激動をもたらしたことは間違いありません。

だからこそ、学ぶ力が生き抜く力になるのだと、本書では述べられています。問題を予測し、情報を選び抜く力。それは学びで得られるということです。

学ぶ力には、学力偏差値と人生偏差値があり、学力偏差値は社会人になった私たちは、大学に行かなければ上げることができません。しかしながら、人生偏差値は、今からでも何歳からでも上げることができるのだそう。

方法の一つとして「誰にでもできることを、誰にもできないくらい、一生懸命やること」であると述べられています。一見簡単なことって、熱心に取り組むことに恥ずかしさや虚無感を感じることがあります。「こんなことやって、まわりはバカバカしいと思っているんじゃないか」「これが、何かの役に立つのか、だんだんわからなくなってきた」と、今までの私はそう感じ、いつの間にか、放り投げてしまっていました。

学ぶことも好きだし、学び続けたいとは思う。それでも、私がもう一歩前に進むのならば、賢明さを取り入れなければなりません。ほんの少しだけ、意地を張ってやってみようと思います。こうやって書籍を読み、感想を書き続けることだってそうですよね。

私の場合は、頑張りすぎるとすぐ体調を崩してしまうので、そこはうまくやりくりしながら。けれども、マイペースにでも、取り組み続けることはできるはず。本書を読み、一つのことをコツコツと積み上げた先に、生き抜く力が得られるのだと思っています。


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