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『独立してコンサルタント、専門家で活躍するために絶対にやるべきこと』読書感想文

私のような普通の主婦が「独立」というとみんな驚くよね。
この本の表紙を見たとき、きっと夫はギョッとしたと思う(笑)

でも、私は経験やスキルを商品としようとしています。
このように、経験やスキルを独自のノウハウでビジネスを展開する専門家を本書では「コンテンツ起業家」と呼んでいます。
私はコンテンツ起業家として生きていきたいんだと再確認。

この本を読むべき人間です。
そして、私と同じように夢を抱いている仲間に、ぜひ読んでほしい一冊です。

コンテンツ起業家になるためには「3つのビジネスエンジンの稼働が重要」であるということが大きな学びでした。
「講師」「筆者」「個別コンサルティング」
さらに、この順番で点火していくのが、軌道に乗せる方法だと述べられています。
それぞれ別物のように思っていたんですが、全て繋がっているんですね。

最初におすすめなのが「講師」とは。
出版をゴールにしてしまうと、失敗してしまうそうなんですね。
最初の本が売れずに、重版がかからなければ「売れない著者」のレッテルが貼られてしまうので、次の本を出版することが難しくなるそうです。

また最後に点火すべきが「個別コンサルティング」
いきなりお客さんを獲得するのは難しい、というというわけです。

とはいえ「講師」から始めるというのもハードルが高いなぁ。
そこで思いついたのは「人に教えられるコンテンツを持つ」を意識することかなって。

そのためには、今、自分にはどんな経験があって、どんなスキルを持ち合わせているのか、棚卸しなければならないなと。
そして、勉強し続けなきゃいけないってことですよね。

この2年間は、自分の過去と向き合い続けて、それを記事にしてきました。
やはり、それだけでは頭打ちなんです。
経験は、もう書き尽くしてしまいましたので。

新しい情報を取り入れて、自分をアップデートしていかなければ、走り続けることができないんですね。
そして、その自分をアップデートする方法は「個別コンサルティング」なんですって。
これがすごい面白かった。

個別コンサルティングを定期的に実施してると、現場の今の情報がリアルタイムで手に入る。
その事例をコンテンツに盛り込めば、常に最新の情報を発信していくことができるのだそうです。

もちろん、ひとつずつ点火していかなければなりません。
しかし「講師」「筆者」「個別コンサルティング」を頭に入れながら活動するのとしないとでは、成長速度が変わってくると思うんです。

現在は、出版企画書コンペに向け取り組んでいて、自分の頭の中を棚卸ししている最中です。
まずは、経験、知識、スキルを整理していくところから、始めていこうと思います。

「コンテンツ起業家になるためには、こんなにもやらなきゃきけないことがたくさんあるの?」って考えると苦しくなっちゃう。
でも「こういう順番で進めていけばいいんだな」っていうのと、その具体策が懇切丁寧に書かれているんです。

焦って全部いっぺんにやろうとしないで、できるところから。
時間をかけて、長距離ランナーのように、邁進していこうと思います

今の私に最もタイムリーな本でした。
著書を書き上げてくださった岡本さん、ありがとうございました! 


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