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「読書セラピー的な読書会」を開催しました!

こんにちは、つくしはるかです。

タイトルはややこしいのですが、Zoomでのやりとりを、はじめて有料で行いました。
さらっと書きましたが、初めて取り組む人にとっては、ものすごくハードルが高いですよね。
私もです。

でも、今回、フクギョー訓練校の主催者に協力してもらい、記念すべき第1回を開催することができました。
やりましょうと決めてから、一週間で実践。
ものすごいスピード感。

実施レポートを書きましたので、これからセミナーやセッションをしたい方は、ぜひご覧ください。

▼フクギョー訓練校については、こちらでご確認くださいませ▼


1.目的

「読書セラピー」という言葉をご存知ですか。
日本読書療法学会では
「読書によって問題が解決されたり、なんらかの癒しが得られたりすること」と述べられています。
読書には、苦痛やストレスを減らす効果があります。

日本読書療法学会会長 寺田真理子氏の著書『心と体がラクになる読書セラピー』には、読書会の参加により「どんな抗うつ薬よりも効果があった」といわれる事例を紹介しています。

他者の価値観に触れ、自分の意見に耳を傾けてもらえる。
反対意見が出ても、本にベクトルが向いているので、自分が否定されるわけではない。
本に対する自分の思いを受け入れてもらえば、それは癒しになる。

読書セラピー、心が癒される読書会。
これこそ、私がやりたいことだ、と強く思いました。

読書会で、参加者が自分を見つめ直すきっかけになること。
「他者に受け止めてもらえた」と、心が満たされる時間になることを目的とし、やってみようと決意しました。


2.読書会までの流れ

①課題図書を決める

参加者が読みたい本や、私と意見交換したい本を選んでもらいました。
今回は、訓練校の主催者アイダさんと。
『つながるための言葉「伝わらない」は当たり前』勝浦 雅彦著 に決定。


②読書会までに一斉に読み始める

期間は一週間。
私も著書を購入します。
同じ本を同じ時期に読むと、心が弾みます。

どこまで読んだかな?
どこで手が止まったかな?
私と読みたかった理由って何だろう?
そんなことを考えながら。

③読書会まで、感想は口外しない。

この課題図書、最高でした。
今すぐにでも、アウトプットしたくてたまらなかったです。
(後日読書感想を書きますね。でも、涙溢れる内容なもんで、書けるかな、どうかな…。文章を書く人に必要なマインドが書かれてます)

でも、グッとこらえ、本番に臨みました。
結果的に、「どこが良かったですか?」の答え合わせになったのが、また楽しかった。

そうそう。私、小3から漫画が大好きで。
発売日に買って、一気に読んで。
家電(いえでん)しかないし、親がいる前で話なんかできないし。
次の日、学校で友だちと感想を言うのが、待ち遠しくてたまらなかったな。
その感情と、同じでした。


3.読書会の実際

Zoomを使って、予定は30分。
でも、あっという間に1時間経過(笑)

最初に質問したのはこの3つ。
・この本を読もうと思ったきっかけ
・自分に必要な本だと感じた理由
・読む前の自分と、読んだ後の自分、変わったところは?

この質問はどの参加者にもする予定。
でも、それ以外は考えません。
なにも準備してないじゃーんって、怒られそうですが…

質問は、その時のその人の表情、雰囲気、ペースを見ながら、していきたいんです。
緊張していたり、話すことが苦手という方には、「はい」か「いいえ」で答えられるように。
自分の嫌な部分、過去をえぐるような詰問にならないように、しっかりと見定めます。
私と話す時間に、自分の話を聞いてもらえた、共感してもらえた、わかってもらえたと思ってもらえるように。

アイダさんは、お話が上手な方なので、私からはほとんど質問はしませんでした。
でも、その少ない質問に対しても、本を読んで心が動いた部分を楽しそうに話してくれて、ただただ、うれしい気持ちになりました。

ちなみに、アイダさんは、涙溢れる本だとは思っていませんでした(笑)
もっと、実用的な読み方だったかな。


4.フィードバック

参加者アイダさんから
・共感してくれるのがうれしかった
・質問のアドリブ感がよかった
・話しているうちにアイディアが浮かんだ
・癒しの時間になった
と感想をいただきました。

心に響いた言葉は
「看護師さんと話す感覚って、こんな感じなんだな」です。
うわー、私、やっぱり看護師なんだ、って。

本当は、患者さんの話をゆっくり聞いてあげたい。
でも、現場にいれば、それはできない。
だけど、今、ここで、私を必要としている人の話は聞くことができる。

「読書感想文コラムニスト」として活動し始めて「看護師の経験が活かされていない」って思い悩んできたんだけど。
ちゃんと、生きていたみたい。
副業という新しいチャレンジを始めたとしても、これまでの経歴は決してムダにはなっていないんだって、認めてもらえたと感じた瞬間でした。


5.課題

私は「読書セラピー」をしたいのだけれども、実際の読書セラピーって、本当はこんな感じじゃないんだと思います。
(学会もあるし、簡単に名乗れないので、今回は「読書セラピー的な」と命名)
ただ本を読んで癒されるのも読書セラピーだし、読書会も複数人で行われているみたいだし。
まだ言葉は見つからないのですが、「読書感想カウンセリング」が、一番近いのではないかと。

・セラピスト
「セラピー」がメイン。能動的なアプローチを施すことが多く、体を動かしたり、五感に作用したり、心身に働きかけることで自己治癒力を促します。
カウンセラー
「聴く」がメイン。受動的な立場で話を聞くことが多く。答えを与えるのではなく「気づき」を促すことで、心の癒しを導きます。

NPO法人メンタルヘルスケアサポート協会より抜粋

どなたか、しっくりくる言葉があれば、教えてください…

ひとまず、満足はしていただけて、胸をなでおろしているのですが。
アイダさんは友人だったこともあるので。
これから、アナウンスしていかなきゃなと感じています。

さて、今後の「読書感想カウンセリング」(仮)の内容としては

①Zoomで本選びの相談(15分)

これが重要だなと。
読書に慣れている方とは、メッセージだけでいいかもしれませんが、そうではない方とは、お顔を見ながらがいいかな。
参加者自身の心が動く本を一緒に選びたいです。
もちろん、漫画でも絵本でもよしです。
(ちなみに私は、『SLAM DUNK』『花より男子』が大好きです!)

読んだことがある本も、また、まっさらな気持ちで読み返すのがいいかな。

②Zoomで読書会(60分)

30分では、十分な時間が取れないと感じました。
ゆっくりお話するには、60分は必要。

③終了後、私から読書会の感想をメールまたは直筆メッセージ(ご希望の方)

読書感想文コラムニストなので。
ぜひ、感想を書かせてください。
もちろん、誰にも見せません。

これらを、1回5,000円で、考えています。

「読書感想カウンセリング(仮)って意味わからない、けど気になる」という方、ぜひ、ご連絡ください。
訓練生同志は、30分500円。
メンバーのみなさん、ぜひぜひ、声をかけてね。


編集後記

とりあえずやってみての率直な感想。
「環境さえ整えば、できちゃうもんだな」です。
「それ、一緒にやりますよ」と言ってくれる環境に身を置けたので、集客しないから、すごくラクに臨めました。

実際にサービスを提供し、「これで、お金払いたいと思いますか」と気軽に聞けるのもよかった。
訓練校なので「練習の身分」というのが、変にプレッシャーがかからないんですよね。

そして、「もちろん!お金払いたいと思いますよ!」
その一言をもらえて、今はまだ小さくても、コツコツ積み上げていけば、実績と自信につながっていくんだなって。
同じように私も、他のメンバーの応援をしていきたい。

スタートは切れたので、あとは前進するのみ。
この記事が、どなたかの背中を押せることを願って。


アイダさん
お付き合いいただき、ありがとうございました。

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